日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
女王と呼ぶにふさわしいのはヴィクトリアマイルマイルはこの2年、アーモンドアイ、グランアレグリアと絶対的女王が圧倒的人気に応えていた。この2頭が去った今年は、その頂点の座を引き継ぐべ...
キャリア2戦組のつけ入る隙はあるのか春の3歳馬のGI戦も、舞台が東京に移りあと3戦となった。皐月賞でキャリア2戦で5ヶ月ぶりの実績という異例のローテーションで出走してきたイクイノッ...
追い続ける人馬一体の姿、騎手の存在がはっきり見える3200米の距離をどう戦い抜くか、春の天皇賞はもとめられる事柄が多い。スタミナは当然のこと、流れによってはスピードや瞬発力を駆使し...
種牡馬の世界は戦国時代に…毎年、新種牡馬が産駒を登場させて競馬に新味をもたらしているが、今年は、例年以上に新しい風を感じる。ディープインパクトは今年の2歳世代がラストクロップでどん...
どの前哨戦から勝ち馬が出ているのか…ここ3年、皐月賞は、最小キャリア3戦でしかも無敗の馬たちが優勝している。17年前のディープインパクト以来途絶えていたことが、この3年で一気に復活...
今年も伝説が生まれるか桜花賞はこの2年、無敗の女王を生んでいるが、昨年のソダシが8頭目だから、それほど多くはない。クラシック第一弾の舞台に立つまでにそれぞれが、いくつかの試練を乗り...
中距離適性を持つ馬たちの最強馬決定戦日本馬のドバイ国際競走での活躍には、改めて、大きな拍手を送りたくなった。その中でも昨年のダービー馬シャフリヤールがドバイシーマクラシックで世界の...
今回の予想は鞍上も視野にいれたい馬の検討をするときチラチラと気にしている鞍上のこと。レースの行方は人馬の総合力によって異なってくるというが、その比率は人三馬七と言われていた。それで...
伏兵となったクリノプレミアム、そこから一族を見ていくと…レース検討は、伏兵探しという側面を持っている。中山牝馬Sを勝ったクリノプレミアムは、松岡騎手完全復活、15番人気プレミアム大...
若い牝馬たちがどう進化していくかを見届けるのも競馬の面白さ桜花賞トライアルと言っても、本番と結びつきにくいフィリーズレビューだが、実際にどうなっているのか、遡って調べてみた。この1...
ディープインパクト以来17年ぶりの無敗の王者誕生なるかいよいよ、春のGI戦に直接つながるトライアルがスタートする。そうした中、多くがクラシックに手が届くのかどうか、その可能性を見極...
中山記念の魅力は先を見すえる実績馬と上がり馬がぶつかるところ長い歴史のある中山記念だが、その時代、時代で様々な顔を見せてきた。今は、2017年に大阪杯がGIに昇格し1着馬に優先出走...
ラヴズオンリーユーを破った底力を発揮してほしいフェブラリーSに出走する白毛のアイドルのソダシ。「遺志を継ぎ芝とダートの二刀流」とその第一歩となったチャンピオンズCが2番人気で12着...
それぞれの異なる事情を読み取るのがポイント春の主役に名のり、横綱相撲、スター誕生の予感、強い強い皐月賞へ圧巻の2馬身半、これは昨年、共同通信杯の結果を伝えた新聞の見出しの一部。4番...
年明けから重賞では1番人気が未勝利な今の事情が見えてくる新しい年もひと月経ち、思いを新たにすることがある。これまで11の重賞が行われ、一番人気馬がひとつも勝てていないことで、上位人...
新しい年に入ってからの古馬の重賞では、年長馬たちの出足が目立っている先週の東海Sを勝った7歳馬スワーヴアラミスは、マーチS、エルムSに次ぐ3年連続の重賞勝ちを記録し、成長力のあるハ...
近5年、4歳世代の活躍顕著な当レース年明けの古馬の重賞は、その先のタイトルをにらんで出走してくる馬が多い。レース結果はもちろんだが、それだけではなく、次にどこを狙える器なのか、その...
中距離で好成績を残し、血統もそれに見合う馬に注目したい強気の格上挑戦で、近年出世レースとして名高いシンザン記念を勝ったマテンロウオリオンは、春の目標がはっきり見えてきた。ダイワメジ...
明け3歳馬の重賞は新しい見所が沢山明け3歳馬の重賞には、新しい見所が沢山ある。その中でも何と言っても、新種牡馬たちの産駒に興味がわく。「馬は血で走る」ではないが、競馬に新風を吹き込...
牝馬の時代が海外にも飛び火した一年ここ数年、日本馬の海外での活躍が目立ってきたと思う方が多いのではないか。この一年もそうだったが、その中でも牝馬が頑張っている印象だ。牝馬の時代が海...
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