野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
昨年の中央競馬では、24の平地GIを美浦、栗東勢が12勝ずつ分け合った。1998年以来、23年ぶりの美浦勢の勝ち越しはならなかったが、重賞でも前年から15伸ばして56勝(栗東84勝...
JRAは11月18日、2022年度の事業計画と予算案を経営委員会で議決した。予算総額は3兆1303億3540万4000円で前年比5.5%増。馬券の売り上げが好調に推移している一方、...
凱旋門賞と米国のダートG1のどちらが、日本馬にとって高い壁かという質問は、相当な難題と思えたが、あっさり答えが出てしまった。11月6日(日本時間7日午前)、米国カリフォルニア州のデ...
本年3月1日更新の当コラムで、2019年デビュー組を中心とした若手騎手の台頭と騎手界の世代交代について触れた中で、19年組の「影」の部分として、大塚海渡騎手(21、美浦・フリー)と...
国内の新型コロナ感染者数は9月に入って減少の流れが続いているが、中央競馬では9月1日に所属騎手として初めて丸山元気騎手(30、美浦)の感染が発覚。これを受けてJRAは、感染直前に同...
8月末を迎え、中央の夏季競馬も1週を残すだけとなった。夏季競馬はまだ勝ち星のない3歳馬にとっては「審判の季節」である。以前は9-10月の開催にも3歳未勝利戦が組まれていたが、賞金を...
コロナ禍は7月に入って新たな局面に入っている。政府は7月8日、東京都を対象に4度目の緊急事態宣言を発令した。今回は7月12日から東京五輪閉幕後の8月22日までの6週が対象期間で、前...
今年の中央競馬の上半期を締めくくる第62回宝塚記念(阪神、GI・芝2200m)が27日行われた。結果は圧倒的1番人気に推されたファン投票1位のクロノジェネシスが直線半ばで抜け出し、...
本稿がアップされるのは5月31日で、既に日本ダービーも終わっている。昨年は7カ月以上続いた無観客施行のただ中で、コントレイルの無敗の二冠を見守ったのは、直接、施行に関わる人々とメデ...
笠松と岩手は今世紀の一時期、存廃の岐路に立たされた。岩手は現在の盛岡競馬場移転新設費などで巨額の累積赤字を抱え、07年に県からの330億円の救済融資案が1度は議会で否決される危機的...
今年に入って、競馬界では不祥事が相次いでいる。中央では厩舎関係者による持続化給付金集団受給問題に加えて、調教師と所属騎手の間で暴行やパワハラの有無が法廷で争われている。地方の岐阜・...
2月21日更新のコラムで触れた持続化給付金の大量受給問題は、余波がなおも続いている。JRAは3月5日、美浦・栗東の全ての調教師、騎手、調教助手、厩務員(補助員も含む)を対象とした受...
騎手界に若返りの風が吹き始めている。昨年、勝利数ランク10位以内に横山武史(22)と岩田望来(20)という20代前半の2騎手が進出を果たし、平均年齢を大きく下げた。今年はまだ始まっ...
中央競馬の美浦、栗東トレセンで勤務する多くの調教助手、厩務員が、コロナ禍で被害を受けた自営業者などの救済策として経済産業省が設定した「持続化給付金」を不適切な形で受給していたことが...
コロナ禍で揺れた2020年が終わり、既に21年1月も下旬に入ったが、北半球が真冬を迎えて、各国の感染問題はさらに深刻化している。日本でも昨年11月後半から感染が確認される事例が目に...
12月27日の中山、阪神開催で、2020年の中央競馬が幕を閉じた。コロナ禍の影響で2月29日から7カ月余の無観客開催を強いられるなど、一般社会同様に多事多難だったが、実りの秋の言葉...
11月29日のジャパンC優勝を花道に、アーモンドアイがターフを去った。2歳下の牡牝の無敗の三冠馬であるコントレイル、デアリングタクトとの歴史的な対決を制し、GI9勝という競馬史に残...
コロナ禍で7カ月余り、観客の入場を取りやめていた中央競馬が、10月10日に始まった東京、京都、新潟3場の開催から、限定的に入場を再開した。入場できるのは、事前に抽選を突破して指定席...
中央競馬の西日本の調教拠点である栗東トレーニングセンターで大きな火災が発生し、競走馬5頭が命を落としてから約1カ月半が過ぎた。最も被害の大きかった村山明厩舎は半焼し、所属馬5頭が死...
2015年にオーストラリア伝統のG1、メルボルンCをプリンスオブベンザンスで優勝して大波乱を起こした女性騎手、ミシェル・ペイン(34)を描いた映画「ライド・ライク・ア・ガール」を見...
21〜40/118件