野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
中央競馬の厩舎関係者は職域に関係なく、美浦か栗東いずれかのトレーニングセンターに所属している。ただ、所属の概念が曖昧なのが騎手で、美浦所属でありながら、主に栗東で調教に騎乗し、実戦...
日本の競馬界にとってはプレシーズンと言える2-3月に、中東が新たな「鉱脈」として浮上したようだ。今年で3回目を迎えたサウジCデーが2月26日、首都リヤドのキングアブドゥルアジズ競馬...
歴史的勝利が、新たな歴史の扉を開いた。2月10日(日本時間11日午後)発表された2021年度のエクリプス賞。北米競馬の年次表彰である同賞で、昨年11月6日のブリーダーズカップ(BC...
昨年の中央競馬では、24の平地GIを美浦、栗東勢が12勝ずつ分け合った。1998年以来、23年ぶりの美浦勢の勝ち越しはならなかったが、重賞でも前年から15伸ばして56勝(栗東84勝...
JRAは11月18日、2022年度の事業計画と予算案を経営委員会で議決した。予算総額は3兆1303億3540万4000円で前年比5.5%増。馬券の売り上げが好調に推移している一方、...
凱旋門賞と米国のダートG1のどちらが、日本馬にとって高い壁かという質問は、相当な難題と思えたが、あっさり答えが出てしまった。11月6日(日本時間7日午前)、米国カリフォルニア州のデ...
本年3月1日更新の当コラムで、2019年デビュー組を中心とした若手騎手の台頭と騎手界の世代交代について触れた中で、19年組の「影」の部分として、大塚海渡騎手(21、美浦・フリー)と...
国内の新型コロナ感染者数は9月に入って減少の流れが続いているが、中央競馬では9月1日に所属騎手として初めて丸山元気騎手(30、美浦)の感染が発覚。これを受けてJRAは、感染直前に同...
8月末を迎え、中央の夏季競馬も1週を残すだけとなった。夏季競馬はまだ勝ち星のない3歳馬にとっては「審判の季節」である。以前は9-10月の開催にも3歳未勝利戦が組まれていたが、賞金を...
コロナ禍は7月に入って新たな局面に入っている。政府は7月8日、東京都を対象に4度目の緊急事態宣言を発令した。今回は7月12日から東京五輪閉幕後の8月22日までの6週が対象期間で、前...
今年の中央競馬の上半期を締めくくる第62回宝塚記念(阪神、GI・芝2200m)が27日行われた。結果は圧倒的1番人気に推されたファン投票1位のクロノジェネシスが直線半ばで抜け出し、...
本稿がアップされるのは5月31日で、既に日本ダービーも終わっている。昨年は7カ月以上続いた無観客施行のただ中で、コントレイルの無敗の二冠を見守ったのは、直接、施行に関わる人々とメデ...
笠松と岩手は今世紀の一時期、存廃の岐路に立たされた。岩手は現在の盛岡競馬場移転新設費などで巨額の累積赤字を抱え、07年に県からの330億円の救済融資案が1度は議会で否決される危機的...
今年に入って、競馬界では不祥事が相次いでいる。中央では厩舎関係者による持続化給付金集団受給問題に加えて、調教師と所属騎手の間で暴行やパワハラの有無が法廷で争われている。地方の岐阜・...
2月21日更新のコラムで触れた持続化給付金の大量受給問題は、余波がなおも続いている。JRAは3月5日、美浦・栗東の全ての調教師、騎手、調教助手、厩務員(補助員も含む)を対象とした受...
騎手界に若返りの風が吹き始めている。昨年、勝利数ランク10位以内に横山武史(22)と岩田望来(20)という20代前半の2騎手が進出を果たし、平均年齢を大きく下げた。今年はまだ始まっ...
中央競馬の美浦、栗東トレセンで勤務する多くの調教助手、厩務員が、コロナ禍で被害を受けた自営業者などの救済策として経済産業省が設定した「持続化給付金」を不適切な形で受給していたことが...
コロナ禍で揺れた2020年が終わり、既に21年1月も下旬に入ったが、北半球が真冬を迎えて、各国の感染問題はさらに深刻化している。日本でも昨年11月後半から感染が確認される事例が目に...
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