野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
1歳は底堅く、当歳は苦戦。7月13、14の両日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた「セレクトセール」(日本競走馬協会主催)の結果を一言で整理すれば、そんな評価となる。2...
2020年の中央競馬は、6月28日の宝塚記念で折り返し点を迎えた。新型コロナウイルス感染問題が全世界に深刻な影響を及ぼしている中で、国内外の競馬も非常態勢を強いられてきた。国内では...
第87回日本ダービーの出走馬がほぼ固まった。登録23頭中、出走回避馬がいない場合、収得賞金1750万円のアルジャンナまでが出走可能となっている。出走圏内の18頭の生産者を見ると、今...
新型コロナウイルスの感染拡大問題に伴う中央競馬の無観客施行が2月末に始まってから、4月26日で9週が経過した。期限を決めない形で始まった非常態勢の下、懸念された「無観客GI」は4週...
新型コロナウイルスの感染拡大は、全世界に深刻な影響を及ぼしている。東京五輪・パラリンピックの1年延期が本決まりとなる状況で、競馬界も無傷ではいられない。中央、地方の競馬は2月27日...
高額賞金で注目を集める新設国際競走、サウジカップ(ダート1800m)が2月29日、サウジアラビア・リヤドのキングアブドゥルアジズ競馬場で行われる。メーンカードの同レースが賞金総額2...
昨年度のJRA賞受賞馬が1月7日、東京都内で行われた選考委員会で決まった。年度代表馬には、国内外でGIを3勝したリスグラシュー(牝6)が、記者投票で全274票中271票という圧倒的...
12月8日の競馬は、国内外とも話題の多い日となった。国内メーンの阪神JFではレシステンシアが鮮やかに逃げ切り、無敗の3連勝でGI制覇。ノーザンファーム(NF)生産馬はGIの連勝記録...
ちょうど1年前にも、当コラムでジャパンCの外国遠征馬が著しく減っている問題に触れたが、今年はついに遠征馬が姿を消した。第1回特別登録を翌日に控えた11月9日、JRAは外国出走馬がゼ...
2019年10月は、競馬に限らずスポーツ全般と気象災害の関係について、考えさせられることが多い月となった。10月12日から13日にかけて東日本を通過した超大型の台風19号は各地に甚...
9月の中山、阪神開催が29日で終了し、10月から舞台は東京、京都、新潟に。いよいよ秋競馬も佳境を迎える。GIも続くこの時期に、「今更」感は大いにあるのだが、問題提起するタイミングも...
わずか11日の間に、日本の競走馬生産界を代表する2頭の種牡馬が、相次いでこの世を去った。ディープインパクトは17歳(7月30日没)、キングカメハメハは18歳(8月9日没)だった。同...
日本農産工業(横浜市、以下農産工)が販売する飼料添加物「グリーンカル」から、競馬法上の禁止薬物であるテオブロミンが検出され、2日間で156頭の競走除外馬が出た問題は、発生から1カ月...
中央競馬は6月の夏季競馬開始に併せて、クラス分け制度が変更された。長く続いた降級制度の廃止は、歴史的な改革と言えるだろう。本稿執筆時点で新ルール施行から4週、開催日数で言えば3場2...
(※昨日の「【緊急深掘りコラム】JRA激震…禁止薬物による156頭の競走除外は、なぜ起こったのか」に続き、続編をお届けします)156頭の競走除外という混乱の中で、15、16両日の競...
中央競馬の厩舎に広く流通していた飼料添加物「グリーンカル」から、禁止薬物のテオブロミンが検出され、6月15、16両日に出走を予定していた156頭が、一括で競走除外となった。薬品を始...
5月5日のNHKマイルC。圧倒的1番人気に推されたグランアレグリアは直線で馬群に包まれ、強引に進路を確保しようとしたクリストフ・ルメール(40)は外に斜行してダノンチェイサーの走行...
「平成」時代も残りあと8日となった。筆者は基本的に元号を使用しない立場だが、この30年と4カ月足らずの間に、日本の競馬界に途方もない変化の波が押し寄せたことも事実だ。本稿では、この...
現3歳世代(2016年産)を対象とした中央の新馬戦が、3月16日の中山、阪神(ともにダート1800m)で終了した。昨年6月のスタートから計288戦が行われたが、年が変わって「3歳新...
2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと1年半を切った。「五輪と競馬」と言っても、関連性を思い浮かべる人は、競馬に対する関心度とは関係なく少なかろう。だが、56年ぶりの...
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