野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
12月27日の中山、阪神開催で、2020年の中央競馬が幕を閉じた。コロナ禍の影響で2月29日から7カ月余の無観客開催を強いられるなど、一般社会同様に多事多難だったが、実りの秋の言葉...
11月29日のジャパンC優勝を花道に、アーモンドアイがターフを去った。2歳下の牡牝の無敗の三冠馬であるコントレイル、デアリングタクトとの歴史的な対決を制し、GI9勝という競馬史に残...
コロナ禍で7カ月余り、観客の入場を取りやめていた中央競馬が、10月10日に始まった東京、京都、新潟3場の開催から、限定的に入場を再開した。入場できるのは、事前に抽選を突破して指定席...
中央競馬の西日本の調教拠点である栗東トレーニングセンターで大きな火災が発生し、競走馬5頭が命を落としてから約1カ月半が過ぎた。最も被害の大きかった村山明厩舎は半焼し、所属馬5頭が死...
2015年にオーストラリア伝統のG1、メルボルンCをプリンスオブベンザンスで優勝して大波乱を起こした女性騎手、ミシェル・ペイン(34)を描いた映画「ライド・ライク・ア・ガール」を見...
1歳は底堅く、当歳は苦戦。7月13、14の両日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた「セレクトセール」(日本競走馬協会主催)の結果を一言で整理すれば、そんな評価となる。2...
2020年の中央競馬は、6月28日の宝塚記念で折り返し点を迎えた。新型コロナウイルス感染問題が全世界に深刻な影響を及ぼしている中で、国内外の競馬も非常態勢を強いられてきた。国内では...
第87回日本ダービーの出走馬がほぼ固まった。登録23頭中、出走回避馬がいない場合、収得賞金1750万円のアルジャンナまでが出走可能となっている。出走圏内の18頭の生産者を見ると、今...
新型コロナウイルスの感染拡大問題に伴う中央競馬の無観客施行が2月末に始まってから、4月26日で9週が経過した。期限を決めない形で始まった非常態勢の下、懸念された「無観客GI」は4週...
新型コロナウイルスの感染拡大は、全世界に深刻な影響を及ぼしている。東京五輪・パラリンピックの1年延期が本決まりとなる状況で、競馬界も無傷ではいられない。中央、地方の競馬は2月27日...
高額賞金で注目を集める新設国際競走、サウジカップ(ダート1800m)が2月29日、サウジアラビア・リヤドのキングアブドゥルアジズ競馬場で行われる。メーンカードの同レースが賞金総額2...
昨年度のJRA賞受賞馬が1月7日、東京都内で行われた選考委員会で決まった。年度代表馬には、国内外でGIを3勝したリスグラシュー(牝6)が、記者投票で全274票中271票という圧倒的...
12月8日の競馬は、国内外とも話題の多い日となった。国内メーンの阪神JFではレシステンシアが鮮やかに逃げ切り、無敗の3連勝でGI制覇。ノーザンフゼム(NF)生産馬はGIの連勝記録を...
ちょうど1年前にも、当コラムでジャパンCの外国遠征馬が著しく減っている問題に触れたが、今年はついに遠征馬が姿を消した。第1回特別登録を翌日に控えた11月9日、JRAは外国出走馬がゼ...
2019年10月は、競馬に限らずスポーツ全般と気象災害の関係について、考えさせられることが多い月となった。10月12日から13日にかけて東日本を通過した超大型の台風19号は各地に甚...
9月の中山、阪神開催が29日で終了し、10月から舞台は東京、京都、新潟に。いよいよ秋競馬も佳境を迎える。GIも続くこの時期に、「今更」感は大いにあるのだが、問題提起するタイミングも...
わずか11日の間に、日本の競走馬生産界を代表する2頭の種牡馬が、相次いでこの世を去った。ディープインパクトは17歳(7月30日没)、キングカメハメハは18歳(8月9日没)だった。同...
日本農産工業(横浜市、以下農産工)が販売する飼料添加物「グリーンカル」から、競馬法上の禁止薬物であるテオブロミンが検出され、2日間で156頭の競走除外馬が出た問題は、発生から1カ月...
中央競馬は6月の夏季競馬開始に併せて、クラス分け制度が変更された。長く続いた降級制度の廃止は、歴史的な改革と言えるだろう。本稿執筆時点で新ルール施行から4週、開催日数で言えば3場2...
(※昨日の「【緊急深掘りコラム】JRA激震…禁止薬物による156頭の競走除外は、なぜ起こったのか」に続き、続編をお届けします)156頭の競走除外という混乱の中で、15、16両日の競...
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