日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
NHKマイルCを1分33秒前後の快時計で「連対」した馬は、これまで14頭、次走でどういうステップを取ろうが、ことごとく沈んでいることは知られる。3歳のあの時期にマイル戦(基本の距離...
七夕賞ではベテランの大活躍が目立っている。3年前の7歳ロングカイウン、4年前のシグナスヒーロー、5年前のオフサイドトラップ=タイキフラッシュ。昨年もあと一歩に粘ったのは7歳ロードク...
今年は春のG1路線で好走した馬はなく、2勝馬の争い。素質と同時に平坦コースの適性も大きな比重を占めそうだ。人気の1頭だが、好素質のシャドウビンテージは平坦コースに移って大幅なプラス...
4歳以上の古馬58キロ。一方、3歳馬は53キロ。この5キロ差の主たる根拠は、範としたキングジョージにある。7月末の英G1キングジョージは、アスコットの12ハロン。4歳以上馬が約60...
4歳スターキングマン(父キングマンボ)が大幅にパワーアップ。オープン特別ではなく、再び重賞を狙える位置に盛り返してきた。この馬、強気なローテーションを取る森厩舎らしく、3歳夏に未勝...
中京も最終週。例によってかなり芝が痛みはじめたところで梅雨入り。このレースは過去3年間、連続して1分8秒9で決着がついている。レース全体の流れまで同じで前半33.4−後半35.5秒...
7番ダンツフレームはダート1000mの新馬戦からスタートし、前々走の3200mの春の天皇賞まで実にさまざまな距離に出走してきた。続けて同じ距離に出走したことがない。この春、はっきり...
心配された馬場はそう極端には悪化せず、ダービーのころには不良馬場ではなく、全体に時計のかかる重馬場程度だろう。まったく道悪がダメと言う馬以外は、そう評価を変える必要はなく、逆に能力...
オークスの最大のポイント。最近は桜花賞と連結のやや軽い2400mになっているが、今年の芝は違う。張り替えた新しい芝は、従来と異なり早くもインが軟らかい。水をまくこともあるが、ここ2...
京王杯SCは、G1安田記念の前哨戦。注目は4歳のミッドタウン、ボールドブライアンだろう。ともにまだ東京コースでは勝っていない。ミッドタウンは先行一手、一方のボールドブライアンは差し...
もう良く知られるように、NHKマイルCは3歳馬の未完の馬にとって厳しいG1。1ヶ月後の安田記念より激しいスピード決着になることも多い。東京の1600mを1分33秒前後で乗り切るには...
最近は長距離戦は少なくなり、かつてとは逆にステイヤーの評価が低くなりつつあったりする。しかし、長距離戦の価値は、ステイヤー型が少なくなると同時に、かえって重要になりつつある。という...
毎年きまって波乱のこのレースは、ハンデ戦だったからもあるが、ダート路線ではビッグレースのない時期。実力上位のグループがあまり信用できないローテーションで出走してくるところにあった。...
皐月賞は、アメリカのケンタッキー・ダービーと同じような位置にあり、距離2000mのスピードレースとはいいながら、総合力NO1の馬が勝つことが多い。したがって、ダービーよりもっと、秋...
チューリップ賞が桜花賞の有力なステップレースとなって、約20年近くになる。重賞になったのは94年からのこと。あまりにも有力なステップレースであることが分かってきたからだ。過去20年...
6歳ミデオンビットは不思議な馬で、昨年の夏から秋にかけ、関屋記念、京成杯AH、富士Sと1600mの重賞を3回も連続して2着している。ことごとくが人気薄で、時計は文句なしの1分32秒...
昨年、アドマイヤコジーン以下に3馬身半の大きな差をつけて圧勝したショウナンカンプの時計は、1分8秒4(32.9−35.5秒)だった。その前2戦、京都と中山で連続して1分7秒台を記録...
このG2が少頭数ではなく、こういう多頭数で行われるのは、いったい何年ぶりかというと、83年シンブラウンの年の14頭、遠く74年クリオンワードの年の17頭、そして創設された1953年...
芦毛のレイナワルツは、快速の種牡馬ミスタープロスペクターの3×3という強烈な血のクロスを持っている。悪い方に出るとダートの低条件に低迷しそうなきつい配合だが、この馬、ダートではたい...
弥生賞がステップレースの中で、もっとも重要なのは、牝馬のチューリップ賞と同じ。皐月賞と同じ2000m、同じコース、斤量が1キロ軽いだけ。エース格がみえてくる。最有力と思えるザッツザ...
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