日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
またも天気に祟られた高松宮記念今年もまた渋馬場にたたられた。4年連続して「重、不良」馬場が連続したことになった。勝った7歳ファストフォース(父ロードカナロア)は、5歳時の2021年...
遅れて台頭の新星が出現今年の牡馬クラシック路線は、当初のランキング上位のドゥラエレーデ、ドルチェモアなどが別路線予定なので、明確な勢力図が描けなかったが、このスプリングSでは遅れて...
難しい面が残るもさらに上昇すること必至予測された以上にレースの流れはスローになり、前後半のバランス「前半60秒9-後半58秒9」=1分59秒8。レース上がり「46秒7-34秒6-1...
トライアル戦へ文句なしの有力候補ここが3戦目になるタスティエーラが、2015年の勝ち馬だった父サトノクラウンと同じように3戦目で皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念を快勝...
世代交代を思わせる一面もGI級の好カードを制したのは、ベテラン7歳のヒシイグアス(父ハーツクライ)だった。風が強かったためもあり、先手を奪った武豊騎手のドーブネ(父ディープインパク...
レース全体が追い込み競馬の中、先行して抜け出し快勝1番人気のレモンポップ(父LemonDropKidレモンドロップキッド)の着差以上の完勝だった。カフェファラオ、ジュンライトボルト...
素晴らしい勝ち時計で牡馬クラシック候補に再浮上クラシックを狙う牡馬の、近年の最大のポイントレースになる共同通信杯を制したのは、ファントムシーフ(父ハービンジャー)だった。途中からハ...
大きく変化したクラシック路線3歳牡馬のクラシックを展望するスケジュールは大きく変化した。近年は2月の「共同通信杯」をステップにしてレース間隔を空けた「2012年ゴールドシップ、20...
フェブラリーSで3度目の対戦が実現か初重賞制覇を達成した5歳牡馬レモンポップ(父LemonDropKidレモンドロップキッド)はこれでダート【7-3-0-0】となり、半馬身差2着の...
今回がまだ7戦目だった4歳馬2頭の本格化はこれから3歳クラシックを展望するグループのスケジュールが大きく変化しているのと呼応するように、4歳以上の古馬陣の年間スケジュールも確実に変...
テン乗りイーガン騎手の手綱さばきも光った見事な勝利トップハンデの初の59キロが心配され、最終的には2番人気にとどまった6歳ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)の実力勝ちだった...
牡馬相手に鮮やかに重賞制覇シンザンを称えるこのレースは、調整の難しい冬場でもあり、春を展望する馬のスケジュールに入れにくいマイル戦だった。だが、クラシックに向かうレースを絞る手法が...
冷静なペース判断が光った勝利前身となったラジオNIKKEI杯2歳Sなどの時代を含めて、今回は初の18頭立て。キャリアの浅い同士の2歳戦。素質や、現時点での能力を出し切れるとは限らな...
ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホース近年では、ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホースと形容される3歳イクイノックス(父キタサンブラック)が、天皇賞...
ドルチェモアは皐月賞も視野に1番人気に支持されたドルチェモア(父ルーラーシップ)が期待に応えて快升2番人気のダノンタッチダウン(父ロードカナロア)がクビ差2着。さらにクビ差3着が3...
来春の桜花賞路線に名乗りをあげた断然の1番人気に支持されたリバティアイランド(父ドゥラメンテ)の鮮やかな圧勝だった。1分33秒1は、2019年レシステンシア(のちの桜花賞2着馬)の...
芝から方向を変え初重賞制覇からたちまちGI馬へ昇りつめたダートに転向して石川裕紀人騎手(27)とコンビを組み、これで4戦【3-1-0-0】。5歳牡馬ジュンライトボルト(父キングカメ...
勝ったヴェラアズールから4着までを独占1番人気から5番人気までの日本馬が、上位5着まで独占の結果だった。改めて地元の日本馬有利を示したと同時に、勝ったヴェラアズール(R.ムーア)、...
直線勝負に徹し、鮮やかな騎乗だったレーン騎手ゴール寸前は大接戦。最速の上がり33秒0で一気に1馬身以上も差し切ったのはセリフォス(父ダイワメジャー)。上昇著しい3歳のマイルチャンピ...
底力上位の2頭による決着だった勝ったジェラルディーナ(父モーリス)はパドックでいつも以上に気負ってイレ込みにも近い状態だった。それでも総合力の問われた厳しいレースを完勝したのだから...
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