日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
ジャパンカップ、ジャパンCダートは、それぞれの勝利騎手がいずれも3勝目と、記録を伸ばしました。デットーリに武豊、誰しもが納得できたことでしょうが、それにしてもゴール前の攻防は見事で...
本命馬が敗戦を喫するとき、穏やかな気分ではいられないことがよくあります。その勝利を信じる思いが強ければ強いほど、尾を引きます。同一GIを3回も続けて勝つことがどれほど難しいか、それ...
背水の陣という思いだったのでしょうか、スイープトウショウは。宝塚記念で牡馬陣を一蹴し、秋の目標を天皇賞に置いたまでは当然の勢いの中のことと、ごく普通に見ていました。ところが、毎日王...
ナリタトップロードの急死が伝えられました。まだ9歳という若さです。父サッカーボーイに初のクラシックのタイトルをもたらした平成11年の菊花賞のゴール前は、悲願達成を願う切なる思いで見...
今、武豊騎手の語ることばのひとつひとつが注目されています。世紀の名馬ディープインパクトを、彼がどう言いあらわすか。これは間違いなく後世に伝えられていくからで、無敗の三冠馬伝説が、着...
ディープインパクトの期待に応える快走、この秋の競馬は、正に晴ればれと流れていきます。そして、秋の天皇賞。今度はゼンノロブロイの藤沢和雄調教師の、秋の盾4連覇という大記録がかかってい...
秋華賞で悲願のGI制覇を達成したエアメサイア、府中牝馬Sを勝ったヤマニンアラバスタ、ともにエリザベス女王杯に向かうそうで、さらなるステップアップをめざす馬がはっきりいるのはうれしい...
ディープインパクト三冠達成への期待が、日増しに高まってきました。どこへ行っても、どこの会に出席しても、その話題で持ち切りです。そろそろ、それこそインパクトのある快挙があってほしいと...
秋のGIシリーズは、香港の英雄の勝利で始まりました。サイレントウィットネスはセン馬で、この先も走り続けることになりそうです。今年から始まったグローバルスプリントチャレンジに参戦する...
確かに強いディープインパクト。どうやら無事に大目標に向かうことになりました。さて、この世紀の名馬にどんなニックネームがつくのでしょう。今、みんなが考えています。皇帝ルドルフは、その...
面白いシーズンに入りました。競馬場の帰りに声を掛けてくれる皆さんの顔も輝いています。期待感、それは競馬の場合、先の目標がしっかりしているからで、この時期のオープン馬の戦いには、タイ...
レースに臨む時、馬同士が互いに意識しあうことはあるでしょう。その中でも、今日はこの馬と、特にマークするものがいて、これだけには負けたくないと強く思い、勝敗は関係ないもうひとつの戦い...
毎年のことでも、この時期、さあ秋競馬と新たな気分になるもの。季節と競馬の持つ不思議なハーモニー。この中にあって、爽快さを味わおうと、いつも前向きになっています。できれば競馬の日は、...
今年の総選挙は、各地の刺客が話題になっています。果たし合いではあるまいし、ちょっと物騒な呼び名で感心したものではないと思うのですが、これで関心が高まれば、まあいいかというところでし...
競馬場の熱気と興奮、その輪の中に自分もいるのだという実感のある時、誰しも来てよかったと思うものでしょう。秋の気配が濃くなるにつれ、そうした思いにも変化が感じられるようになり、特に、...
新潟も小倉も後半戦、例年言われているように芝のコンディションが微妙に変化してきました。逃げ馬がギリギリのインコースを通るのは仕方ないとして、余力のあるものは馬場の中央か外をついて伸...
種牡馬の世界は、ポスト・サンデーサイレンスの動きが激しくなっています。ここ10年はスーパーサイアーの影響を受けて、年々種牡馬デビューする馬の数が減少しています。これに、ダンスインザ...
その時馬をどう表現するか、大変難しいことですが、これはとても大切な事だと思っています。係わっているものが語ってくれないことには、ある馬についてのイメージは沸いてきません。見たこの眼...
この時期、各地で騎乗する若手騎手のプレイに注目しています。外国人騎手による来日がない今こそ、彼等にとってチャンスです。地方競馬からの騎手の参戦は、若手のみならず中堅騎手にも多大な影...
新潟が開幕したと思ったら、もう100万馬券が飛び出し、3連単の威力が発揮されています。放送で各地のレースを伝えていて、後半の9レース以降になると途端に高配当になる大きな変化にびっく...
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