日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
ローエングリンは伏兵として出走した昨秋の菊花賞3000mを、なんと16着。落馬したノーリーズン、鼻出血で止めたダイタクフラッグがいたから、記録は18頭立て16着となっているが、事実...
ダート戦は、高速のスピードと切れが求められる芝と違って、厳しい競馬を経験してきたベテランの古馬有利。短距離はともかく、1800m以上で、とくに時計のかかるタフなコンディションになる...
最近はすっかり3000m級のレースを歓迎するステイヤーは少なくなった。スピード系に中心が移ったのは世界の流れで仕方のないことだが、3000m級のグレードレースの価値が下がったわけで...
毎年、この時期の3歳馬は、古馬のトップグループとは違って、評価が一転二転、大きく変化する。とくにこのメンバーは、ここでキチッと結果を出すなら、Aランクは無理としてもクラシック路線の...
珍しく今年は関東馬の出足がいい。先週の京都では土、日のメインを中心に関東馬が6頭も勝った。西高東低はもう10年も続いていて、圧倒的にレベルの高いのは関西馬だが、関東馬がもう少し元気...
注目馬の多い好カード。勝って不思議のない力量馬が少なくとも6〜7頭はいる。最大の上がり馬というなら、5歳ビワシンセイキ。以前はもっと攻め馬でも動いていたが、調教でまともに走らなくな...
ふつうは連勝中の注目馬がいて、いったいどのくらい強いのだろう。もうその馬が負けるとしたらどの新星だろう。そういう視点が求められたりするレースだが、今年の注目馬は少しトーンが異なる。...
快速の4歳牝馬タガノチャーリーズがどんな行きっぷりで飛ばすかが最初の見どころ。前走、12月8日のアクアラインSは不良馬場でダートが締まっていた。ほかのレースを考えるとダート1200...
まず注目すべきは、関西の8番エイシンラグランジの巻き返し。前走は失速したものの、あれは勝ったタガノチャーリーズが速すぎ、なおかつ強すぎた。前半3ハロン33秒1で猛然と飛ばし、そのま...
かつてと異なり、近年もっとも成績がいいのは3歳馬。余程レベルに問題のある年以外、主役は3歳馬と考えていい。昨年、3歳マンハッタンカフェが楽勝し、5歳テイエムオペラオー、メイショウド...
東西で3つも重賞が組まれているが、もっとも接戦にもつれ込みそうな中京のスプリント戦CBC賞が一番手ごたえがありそうだ。このレース、この時期に移ってから、なぜかタフなベテランの5〜6...
注目の2歳牡馬チャンピオン候補のシルクブラボー(3連勝中)が回避し、直前には15番エイシンブーンが取り消した。エイシンブーンは一気に行く可能性が高かっただけに、展開が変わる。ここは...
2歳牝馬のローテーションは難しい。もちろんそれぞれの馬によって、仕上がりの早さや、成長過程も異なるが、早めに来春(3歳春の桜花賞)に見通しの立った馬は、できるだけ活力を温存したい。...
ペリエ騎手は、昨年のジャパンCで10番ジャングルポケットに乗って勝っているから、その力量も特徴も十分にわかっている。3番ゴーラン、12番ブライトスカイなどの力量も十分に知っている。...
最大のポイントは、差して持ち味を発揮したいタイプが多く、流れがあまり速くなりそうもない点だろう。昨年、ゼンノエルシドが抜け出した形と同じで、1000m通過58秒前半のスローに近い形...
競馬ファンの楽しみは、さまざまな方向に変化したり広がりながら、このG1シリーズにはあふれるようにいっぱいある。Aランクの、それも超Aランクの出頭を望み、そういうA級馬の対決を期待す...
最近10数年のアルゼンチン共和国杯は波乱の連続。人気上位馬同士で決まったことはほとんどない。わかっていても荒れる。理由の1つは、ハンデ戦であること。もう1つはずっと東京で行われ、本...
この1年ばかり、オーバーシーディングの方法をかなり変更した中山の芝は、異常なほど時計が速い。春の3歳馬の皐月賞では、前後半59.9-59.3秒の流れ。決してHペースでもないのに、な...
セイウンスカイ=スペシャルウィークの年の3分3秒2を筆頭に、3分4秒台の決着になるような中身の濃い3000mなら、さすがに大半の馬がマイラーか中距離型になった最近とはいえ、距離に死...
ファインモーションのスケールはすごい。このままうまく育てば、近年を代表する超Aランクの牝馬となるだろう。まだ完成されているわけではなく、立ち姿など奥手の女子中学生というムードで、ま...
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