スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制すなど、GI7勝を挙げたウオッカが、蹄葉炎のため4月1日に死亡していたことが同3日に報じられた。繋養先のアイルランドから、イギリスの牧場に移動...
今週末の大阪杯に出る馬たちの血統を眺めていると、懐かしいシーンが脳裏に蘇ってきた。キセキの祖母ロンドンブリッジと、エアウィンザーの祖母エアデジャヴーが戦った、1998年春の牝馬二冠...
既報のように、2000年の高松宮記念を制したキングヘイロー(牡、父ダンシングブレーヴ、母の父ヘイロー)が、3月19日、繋養先の北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで老衰のため死...
2011年4月に上梓した『消えた天才騎手最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』(白夜書房)が電子書籍化されることになった。今、加筆・修正をしているところだ。前田長吉(1923-...
オジュウチョウサンが、今週土曜日、3月9日の阪神スプリングジャンプで障害戦に復帰する。昨年、平地に再挑戦して注目されたが、春の中山グランドジャンプを勝っており、しっかり最優秀障害馬...
先日、屋久島で登山者から集めた入山協力金約2900万円を会計担当だった元職員が着服したことが報じられた。元職員は「ギャンブルに使った」と不正を認めているという。ギャンブルということ...
馬事公苑長期騎手課程の「花の15期生」と言われた柴田政人調教師と伊藤正徳調教師が、今月末に定年を迎える(以下、敬称略)。騎手時代「勝負師」と呼ばれた柴田政人は、1993年5月30日...
既報のように、「鉄の女」イクノディクタスが、2月7日、繋養先の五丸農場で老衰のため死亡した。32歳だった。そのニックネームがよく似合う、タフな牝馬だった。旧3歳だった1989年7月...
今、私たち競馬ファンは、「重賞勝ち馬」「重賞ウィナー」といった言葉を、深く考えず、日常的に使っている。「GI馬」「GIホース」などと同じように、そこを「境目」と捉えているからだ。つ...
2018年度のJRA賞授賞式が、1月28日、都内のホテルで行われた。既報のように、年度代表馬アーモンドアイを所有するシルクレーシングの米本昌史代表は、同馬の次走はドバイターフになる...
今週の根岸ステークスでケイアイノーテック(牡4歳、父ディープインパクト、栗東・平田修厩舎)がダートに初参戦する。ハイレベルと言われる4歳世代にあって、昨年のNHKマイルカップの勝ち...
「正月休み」と言うと語弊があるかもしれないが、1月5日と6日の正月競馬に参加しなかったクリストフ・ルメール騎手とミルコ・デムーロ騎手が、先週、今年の競馬の「乗り初め」をした。2人は...
今、札幌の生家に来ている。冷蔵庫をあけたら、賞味期限が12月30日の卵がたくさん入っていた。年を越しているのでずいぶん経ったように感じられるが、日数にすると10日ほどだ。「安全に食...
本稿がアップされた翌28日の金曜日にはホープフルステークス、29日の土曜日には東京大賞典が行われる。とはいえ、やはり有馬記念が終わると気持ちにひと区切りついてしまう。ということで、...
1984年のグレード制導入以降、有馬記念をラストランと定めて勝利し、有終の美を飾った馬は6頭しかいない。90年オグリキャップ、2003年シンボリクリスエス、06年ディープインパクト...
案内されたのは、去年と同じテーブルだった。吹き抜けの上階にあるそこからは汐留の夜景が一望できる。下のフロアには、大きなガラスに面したカウンターとカップルシートが並んでいる。焼肉屋で...
2018年のカレンダーも、12月の1枚を残すだけになった。仕事場にさげてあるのは、去年の菊花賞で泥だらけになって先頭でゴールを駆け抜けるキセキをとらえた、スポーツ新聞のカレンダーだ...
先週のジャパンカップでアーモンドアイが衝撃的な世界レコードを叩き出した。ジャパンカップの38回の歴史で、東京芝2400メートルのレコードが6回更新されたことになる。その勝ち馬、年号...
先週はイベント尽くしで、木曜日は帝国ホテルで出版社のパーティー、金曜日はお台場のホテルで的場文男騎手の最多勝祝賀会、そして日曜日は東京競馬場で私が監修した血統展「良血は世界を巡る」...
岩手競馬から、今年4頭目となる禁止薬物の陽性反応が確認されたことが、今週月曜日、11月12日に発表された。4頭とも検出されたのは筋肉増強剤のボルデノンだ。その馬名と検出時期などにつ...
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