JRA賞馬事文化賞受賞者・吉沢譲治が語る血統の真実とは?
吉沢譲治
◆キングカメハメハ二騎が人気だが、他にも要注意種牡馬が過去2年、東京ダートのマイルで強かった種牡馬を調べてみると、1位ゴールドアリュール、2位シンボリクリスエス、3位エンパイアメー...
◆今週の3歳重賞はネオユニヴァース産駒に注目意外と言っては失礼だが、ネオユニヴァース産駒がクラシック戦線で健闘している。ミルコ・デムーロ騎手を背に、ネオユニヴァースが皐月賞、日本ダ...
◆武器はスピードの持続力デビュー戦(1800m)が6馬身、2戦目のエリカ賞(2000m)が5馬身。いずれも鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたバンドワゴンが、いよいよ重賞のきさらぎ賞に挑戦...
◆後継種牡馬争いは初期の産駒が有利年度代表馬に輝いたロードカナロアが、1月16日、社台スタリオンステーションに種牡馬入りした。キングカメハメハ産駒の後継としては、ルーラーシップ、ス...
◆「筋書きのないドラマ」を生むにはデュランダルがマイルCS2連覇など3つの短距離GIを勲章に、社台スタリオンステーションで供用を始めたのは2006年のこと。2009年に初年度産駒を...
◆この時期からまだまだクラシック候補が出てくるディープインパクト昨年12月から今年にかけて、ディープインパクト産駒が新馬戦を続々と勝ち上がっている。先週の京都(牝馬限定のマイル戦)...
◆古き良き欧州血脈のホワイトマズルホワイトマズルは老いを知らない。今から21年前、1993年の伊ダービーで従来のレコードを2秒5も短縮して圧勝。同世代のコマンダーインチーフ(英ダー...
◆2014年は更なるマイナー種牡馬の台頭も有馬記念はオルフェーヴルが8馬身の圧勝で、引退の花道を飾った。この馬の能力が傑出していることは疑いようもない。しかしこの着差は、馬全体のレ...
◆すでに真冬なみに力を要する馬場となっている中山今朝(12月19日)の読売新聞に、「オルフェーヴルの初年度の種付料が600万円」と報じられていた。ディープインパクトの初年度は120...
◆父はマイナー血統でも母系が優秀なショウナン二騎近年、クラシックを意識する馬は1800-2000m戦でデビューし、多くがその後もマイルは使わない。まだ学習段階の馬ばかり。短距離戦を...
◆ホウライアキコには心配な点が新潟2歳Sでハープスターが見せた豪快な末脚は、他馬とは次元が違っていた。2着に退けた牡馬のイスラボニータはその後、東京スポーツ杯2歳Sを勝利。5着のマ...
◆かつては“未開の地”だった海外競馬知人にすすめられ、『石川ワタル、世界をワタル』(東邦出版)を読んだ。今ならサラブレッドの5代血統表は、パソコンやスマホから瞬時に入手できる。架空...
◆道悪でなければ今年の外国馬は軽視今週はジャパンC。第20回あたりまでは、外国馬の血統や競走成績に頭を悩ませ、取捨選択に迷ったものだが、それも今は昔の話となりつつある。過去10年、...
先週、東西で行われた2歳重賞のファンタジーS、京王杯2歳Sの優勝馬は、どちらも高齢種牡馬の父から生まれている。ファンタジーSを勝ったベルカントの父サクラバクシンオーは、すでに201...
アルゼンチン共和国杯を勝ったアスカクリチャンは、2008年の「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に出場し、210万円(税込)の安値で落札された馬だ。このセリは、売れ残って後がな...
ハーツクライを少し甘く見ていた。これまで4世代を送り出して、JRA重賞の勝ち馬はウインバリアシオン、ギュスターヴクライを双璧に9頭。まだ2歳戦は始まったばかりで実質は3世代だから、...
台風27号の進路とスピードが悩ましい。ただ、天皇賞・秋が中止になることはなさそうだ。当初の予想よりも南にそれ、日曜日には関東を過ぎ去る予報が出ている。だが、土曜日は微妙。行われたと...
慣れぬ予想はやるものではない。先週の秋華賞はみごとに外してしまった。さりとて今週は菊花賞。懲りずに血統的な見地から、何頭か取り上げてみたい。菊花賞はスローの流れで進み、スタミナを温...
オルフェーヴル、キズナの敗戦は残念だった。しかし、嘆いても仕方がない。気を取り直して、今週の秋華賞に目を向けることにしよう。もしキズナが菊花賞に出ていれば状況は変わったかもしれない...
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