日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
歴史に残る偉大な先輩牝馬をしのぐすごい記録を達成重馬場のGI「大阪杯」を快走して6戦【6-0-0-0】となった4歳牝馬レイパパレ(父ディープインパクト)に続き、「桜花賞」を堂々と押...
重馬場を難なくこなした小柄な牝馬水しぶきの上がる馬場が明暗を分けたとはいえ、5戦5勝で挑戦した4歳牝馬レイパパレ(父ディープインパクト)の圧勝だった。無敗のまま6戦目で古馬のGI制...
待望の国内GI勝利昨2020年と同じような「重馬場」になり、先手を主張したモズスーパーフレア(父Speightstownスペイツタウン)の前半は、昨年が「34秒2」、今年も「34秒...
今年はチャンスのある馬が何頭も存在する予測以上のスローで前後半「62秒6-59秒4」=2分02秒0だった弥生賞ディープインパクト記念に続き、スプリングSは雨の重馬場で1800m「6...
ディープを脅かす種牡馬の台頭は?今年のフィリーズレビューの勝ち馬は、モーリスの初年度産駒シゲルピンクルビー。同じくこの週に行われた桜トライアルの「アネモネS」の勝ち馬は、リオンディ...
この経験を生かした成長に期待したい4戦4勝で皐月賞を勝った2019年のサートゥルナーリア、同じく4戦4勝で皐月賞を制し無敗のまま3冠を制したコントレイルのいた2020年と異なり、多...
アルゼンチンで繁栄したファミリーの出身馬の活躍が目立った5歳牡馬ヒシイグアス(父ハーツクライ)が、中山の芝1800mを「1分44秒9」のコースレコードタイ記録で快勝し4連勝を決めた...
キャリアを積むごとに心身ともにタフに成長するだろう一連のダートGIで快走してきたビッグネームが少なかったため、全体レベルはあまり高くないのではないかとされ、上位人気は割れた。その中...
日本ダービーの直線なら能力全開が可能だろう2戦2勝のエフフォーリア(父エピファネイア)が、わたしたちもそう思ったが、手がける鹿戸雄一調教師でさえ「思っていた以上に強かった。馬がしっ...
大目標の安田記念に向け展望がひらけた出世レースを象徴するように、勝った5歳カラテ(父トゥザグローリー)はこれが重賞初勝利(23戦目)。騎乗した菅原明良騎手(19)は、うれしい重賞初...
本番は未経験の距離がカギとなるだろう重賞未勝利馬ながら1番人気の支持を受けた5歳牡馬レッドルゼル(父ロードカナロア)が、馬群の中から力強く伸びて初重賞制覇。今年の出足快調、目下総合...
底を見せない4歳馬が春の大目標へ展望を大きく広げた雨の染み込んだ芝の塊が飛び、大半の馬が最後は泥だらけになる不良馬場。勝ちタイムは「63秒3-(12秒6)-62秒0」=2分17秒9...
師も絶賛のレース運びで次走への展望を大きく広げた3連単、3連複を筆頭に、日経新春杯の式別の最高配当が計「6通り」も塗り替えられる大波乱の結果となった。波乱を呼びそうな下地はあった。...
真価が問われるのはこの次のレースだろう今年最初の3歳重賞を制したのは、メンバー中もっとも大きな馬体536キロの牡馬ピクシーナイト(父モーリス)だった。時計は「46秒3-47秒0」=...
人馬共に2021年はさらに飛躍するだろう5歳の上がり馬ヒシイグアス(父ハーツクライ)が、3連勝で初重賞制覇。騎乗した松山弘平騎手は、2020年の京都金杯(5歳牝馬サウンドキアラ)に...
今年のJRA賞の行方は一段と難しくなった新記録、快記録の続出した2020年を、総括しつつ象徴したのが牝馬クロノジェネシス(父バゴ)のグランプリ制覇だった。2着も牝馬サラキア(父ディ...
今後のマイル路線への展望が広がった2014年に阪神に移って以降、猛ペースで展開することは少なかったが、今年は、昨年のハイペース「33秒8→45秒4→57秒2→」を上回る高速の序盤と...
白毛一族はダートにとどまらないファミリーとなった前走のアルテミスSに続き、バンデージや手綱、覆面、頭絡に至るまで装い純白のソダシ(父クロフネ)が、4戦4勝のままGI阪神ジュベナイル...
世界の舞台へ展望は広がったこの秋、GIの1番人気馬「7連勝中」は知れ渡っていた。だが、さすがに「そろそろ危ないのではないか」と、内心みんなが感じていた。ただし、それはこのあと全能力...
軒並み好内容だった上位馬の今後にも注目歴史的な牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)が引退レースに選んだ頂点のGIジャパンCで、さらに栄光のゴールを重ねた。近年の名牝は素晴らしい。...
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