日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
もう良く知られるように、NHKマイルCは3歳馬の未完の馬にとって厳しいG1。1ヶ月後の安田記念より激しいスピード決着になることも多い。東京の1600mを1分33秒前後で乗り切るには...
最近は長距離戦は少なくなり、かつてとは逆にステイヤーの評価が低くなりつつあったりする。しかし、長距離戦の価値は、ステイヤー型が少なくなると同時に、かえって重要になりつつある。という...
毎年きまって波乱のこのレースは、ハンデ戦だったからもあるが、ダート路線ではビッグレースのない時期。実力上位のグループがあまり信用できないローテーションで出走してくるところにあった。...
皐月賞は、アメリカのケンタッキー・ダービーと同じような位置にあり、距離2000mのスピードレースとはいいながら、総合力NO1の馬が勝つことが多い。したがって、ダービーよりもっと、秋...
チューリップ賞が桜花賞の有力なステップレースとなって、約20年近くになる。重賞になったのは94年からのこと。あまりにも有力なステップレースであることが分かってきたからだ。過去20年...
6歳ミデオンビットは不思議な馬で、昨年の夏から秋にかけ、関屋記念、京成杯AH、富士Sと1600mの重賞を3回も連続して2着している。ことごとくが人気薄で、時計は文句なしの1分32秒...
昨年、アドマイヤコジーン以下に3馬身半の大きな差をつけて圧勝したショウナンカンプの時計は、1分8秒4(32.9−35.5秒)だった。その前2戦、京都と中山で連続して1分7秒台を記録...
このG2が少頭数ではなく、こういう多頭数で行われるのは、いったい何年ぶりかというと、83年シンブラウンの年の14頭、遠く74年クリオンワードの年の17頭、そして創設された1953年...
芦毛のレイナワルツは、快速の種牡馬ミスタープロスペクターの3×3という強烈な血のクロスを持っている。悪い方に出るとダートの低条件に低迷しそうなきつい配合だが、この馬、ダートではたい...
弥生賞がステップレースの中で、もっとも重要なのは、牝馬のチューリップ賞と同じ。皐月賞と同じ2000m、同じコース、斤量が1キロ軽いだけ。エース格がみえてくる。最有力と思えるザッツザ...
ローエングリンは伏兵として出走した昨秋の菊花賞3000mを、なんと16着。落馬したノーリーズン、鼻出血で止めたダイタクフラッグがいたから、記録は18頭立て16着となっているが、事実...
ダート戦は、高速のスピードと切れが求められる芝と違って、厳しい競馬を経験してきたベテランの古馬有利。短距離はともかく、1800m以上で、とくに時計のかかるタフなコンディションになる...
最近はすっかり3000m級のレースを歓迎するステイヤーは少なくなった。スピード系に中心が移ったのは世界の流れで仕方のないことだが、3000m級のグレードレースの価値が下がったわけで...
毎年、この時期の3歳馬は、古馬のトップグループとは違って、評価が一転二転、大きく変化する。とくにこのメンバーは、ここでキチッと結果を出すなら、Aランクは無理としてもクラシック路線の...
珍しく今年は関東馬の出足がいい。先週の京都では土、日のメインを中心に関東馬が6頭も勝った。西高東低はもう10年も続いていて、圧倒的にレベルの高いのは関西馬だが、関東馬がもう少し元気...
注目馬の多い好カード。勝って不思議のない力量馬が少なくとも6〜7頭はいる。最大の上がり馬というなら、5歳ビワシンセイキ。以前はもっと攻め馬でも動いていたが、調教でまともに走らなくな...
ふつうは連勝中の注目馬がいて、いったいどのくらい強いのだろう。もうその馬が負けるとしたらどの新星だろう。そういう視点が求められたりするレースだが、今年の注目馬は少しトーンが異なる。...
快速の4歳牝馬タガノチャーリーズがどんな行きっぷりで飛ばすかが最初の見どころ。前走、12月8日のアクアラインSは不良馬場でダートが締まっていた。ほかのレースを考えるとダート1200...
まず注目すべきは、関西の8番エイシンラグランジの巻き返し。前走は失速したものの、あれは勝ったタガノチャーリーズが速すぎ、なおかつ強すぎた。前半3ハロン33秒1で猛然と飛ばし、そのま...
かつてと異なり、近年もっとも成績がいいのは3歳馬。余程レベルに問題のある年以外、主役は3歳馬と考えていい。昨年、3歳マンハッタンカフェが楽勝し、5歳テイエムオペラオー、メイショウド...
1,081〜1,100/1,165件