日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
父と同じように距離をこなす産駒が出てくる頃だろうという期待はある快勝したのは3番人気のセリフォス(父ダイワメジャー)。1分33秒8は、1600mになって史上3位タイの好時計だった。...
クロフネ産駒が平地2000m以上の重賞を勝利したのは初オーラを漂わせるような素晴らしい仕上がりを示した3歳牝馬ソダシ(父クロフネ)が、初の古馬との対戦になった札幌記念を鮮やかに快勝...
雨の影響は少なくスピード系の馬に幸運だった馬場コンディション過去10年の勝ちタイム平均は1分32秒25(前半46秒46-後半45秒79)の高速レース。新潟の外回りの最後の直線は日本...
これからさらなるパワーアップが期待できる初めてジャパンダートダービーの5着以内馬がいない組み合わせで、ユニコーンSの5着以内馬も不出走だった。レース展開が読みにくく、難しい結果を予...
ディープインパクトと相性が良い牝系の強みが出てきた午前中の小雨、メインレース前からの雨は、馬場状態に大きな影響を及ぼすほどではないとみえたが、騎手の考える位置取り(展開、ペース)に...
14番人気で小差3着は痛快な快走だったバカラクイーン特殊な直線1000mのアイビスサマーDは今年が21回目。ここまで独特の結果を示してきたが、今回はまさにパターン通りの結果になった...
2番人気に支持された6歳牡馬トーセンスーリヤ(父ローエングリン)が1分58秒7の好タイムで独走し、2020年の新潟大賞典2000mに続く重賞2勝目を飾った。祖父になる横山富雄さんが...
馬場状態も味方につけた快勝劇波乱必至の伝統のハンデ戦は、当日に再三降雨があり、芝状態がきわめて微妙だった。午後になって7レースの芝1800m16頭立て(1勝クラス)を勝ったのは、最...
短い直線向きの切れ味を秘めるのは、ファミリーの特徴朝から小雨が続き、馬場が悪化するほどではなかったが、開幕週にしてはちょっと時計を要する馬場コンディション。近年では珍しくないが、予...
凱旋門賞を好走した馬に通じる部分があるのだろう期待の5歳牝馬クロノジェネシス(父バゴ)が、牝馬として初めてドリームレース3連覇(20宝塚記念→20有馬記念→21宝塚記念)を達成した...
4戦連続して最速上がり、たまたまの末脚爆発ではない直前の「マーメイドS」を鮮やかに逃げ切ったのは、初重賞制覇となった藤懸貴志騎手(28)の10番人気だった伏兵シャムロックヒル(父キ...
キャリアの浅いザダルはこれから本物になるこのあと夏から秋にかけて、しだいに各世代の占める競走馬の数と、勢力図が変化することになる。エプソムCはそれを象徴する6月の重賞として育ってき...
我慢を重ねた陣営の仕上げも見事だった皐月賞3着(アタマ、ハナ差)、日本ダービー2着(クビ差)、大阪杯3着(クビ、クビ差)など、GIで惜敗を続けたあと、ここ1年間のスランプですっかり...
名騎手も勝ち切るまでに1番人気で負けた経験があったずっと以前、抜け出したハクシヨウと、大外から突っ込んだ32番メジロオーの、同着ではないかと見える1961年の日本ダービーのゴールの...
ついに実を結んだ初のクラシック制覇鮮やかに差し切ったユーバーレーベンは、父ゴールドシップも、母の父ロージズインメイもビッグレッドファーム繋養馬。3代母マイネプリテンダー(父Zabe...
天皇賞(秋)のグランアレグリアに集まる注目もすごい圧勝したグランアレグリア(父ディープインパクト)にとって、「前半46秒0-(1000m通過57秒6)-後半45秒0」=1分31秒0...
ハナ差及ばなければ絶賛はないシュネルマイスター(父Kingmanキングマン)の勝利は、20年ぶりの外国産馬によるNHKマイルC制覇だった。なおかつ輸入されたドイツ産馬によるJRAの...
福永騎手からは伝統のレースを制した誇りが感じられた京都の3200mより、阪神の3200mの方が「厳しい流れになる」と予測されていた通り、きわめてタフな2マイルになった。結果は阪神3...
東京の2000mを乗り切った強みがあるフローラS組まだ、今週5月2日の「スイートピーS」は残っているが、オークスに結びつくレースがほぼ終了した。最近10年の「オークス」好走馬の直前...
エフフォーリア1強ならダービーに牝馬出走の可能性もエフフォーリア(父エピファネイア)が、前後半「60秒3-60秒3」=2分00秒6の決着になった稍重の皐月賞を正攻法で流れに乗り、3...
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