日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
世界の舞台へ展望は広がったこの秋、GIの1番人気馬「7連勝中」は知れ渡っていた。だが、さすがに「そろそろ危ないのではないか」と、内心みんなが感じていた。ただし、それはこのあと全能力...
軒並み好内容だった上位馬の今後にも注目歴史的な牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)が引退レースに選んだ頂点のGIジャパンCで、さらに栄光のゴールを重ねた。近年の名牝は素晴らしい。...
歴史的名牝の時代は来季も続く断然の支持を受けた4歳牝馬グランアレグリア(父ディープインパクト)が、好位から抜け出して快勝。安田記念、スプリンターズSに次いで、マイルチャンピオンSも...
アーモンドアイだけではない現5歳世代牝馬の層の厚さ5歳牝馬ラッキーライラック(父オルフェーヴル)が、4歳時の昨年に続き見事に連覇を達成した。1996年から3歳以上になったこのレース...
この勝利で今後の展望は大きく広がった人気の分散した18頭立てのハンデ戦を制したのは、日本ダービートライアル「青葉賞」2400mをレースレコードで制しながら、剥離骨折のため本番に出走...
天才牝馬はエネルギー充電満タン時に能力を発揮するタイプだ5歳牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)の、史上初の芝GI8勝の歴史的な記録が達成された(海外を含む)。芝GI8勝(牡馬と...
人馬に備わっていたキャリアによって培われた自信1週前の3冠牝馬デアリングタクト(父エピファネイア)につづき、無敗の3冠馬コントレイル(父ディープインパクト)が誕生した。これでコント...
遅れて頭角を現した各馬のこれからも非常に楽しみ圧倒的な支持を集めたデアリングタクト(父エピファネイア)が、ほとんど危なげないレース運びで史上初の「無敗の牝馬3冠馬」に輝いた。かつて...
ハーツクライ産駒としては完成するのが早いタイプ断然の人気に支持された期待の3歳牡馬サリオス(父ハーツクライ)の、期待を上回る圧勝だった。1800mになると同時にグレード制が導入され...
モズスーパーフレアの敗因に見る今年の馬場の特殊性芝コンディションの差など問わなかったグランアレグリア(父ディープインパクト)の、圧倒的な強さが浮き彫りになるレースだった。馬場の整備...
警戒すべきは夏の上がり馬か無敗の2冠馬コントレイル(父ディープインパクト)が最後は流すようにトライアルの神戸新聞杯を楽勝し、通算6戦【6-0-0-0】となった。これで、無敗【8-0...
本番では今年の日程がリアアメリアの大きな味方になる1600mを2連勝のあと、GIを3連敗していたリアアメリア(父ディープインパクト)が鮮やかに復活。少々怪しくなっていた高い評価を一...
昨年とはまるで違う流れをこなして連覇達成中山の芝コースは、導入された「クッション値」が予測(期待)されたよりいきなり高い数値「やや硬め」になりそうなことが関係したのだろう。秋の中山...
母系に根付く晩成の血が開花したブラヴァスフルゲート18頭のハンデ戦らしい混戦になり、14着馬までが1秒0差以内の大接戦に持ち込まれた。レース全体のペースは、前後半の1000m「61...
クラシックを狙える器かどうかはもう少し先に判断したい人気に応え快勝したのは牡馬ショックアクション(父Gleneaglesグレンイーグルズ)だった。ゴドルフィン所有馬は昨年のウーマン...
2頭の牝馬に共通する興味深い一面ちょっとあっけない結果の印象は残ったが、GIIの定量戦でGIホースは3頭だけの組み合わせ。GI馬3頭の「1着、2着、3着」だった。予測されたように伏...
サトノアーサーの本当の充実はこれからかもしれない2018年のエプソムC以来、8連敗を喫していた6歳牡馬サトノアーサー(父ディープインパクト)が鮮やかに復活して重賞2勝目を記録し、落...
敗戦を糧に秋以降の成長を期待JRAの3歳ダート重賞は限られるので、第一回(2009年)に出走のトランセンド、ワンダーアキュートを出発に、ミラクルレジェンド、ホッコータルマエ、インカ...
上位2頭は鞍上の好判断が光った珍しく3歳馬のいない組み合わせになり、4歳馬が総じて高い支持を受け、結果は「1着、2着」ともに4歳馬だった。ただ、見事に抜け出したのは4歳馬の中ではも...
接戦の粘り強い逃げ切りは価値がある5歳牝馬ジョーカナチャン(父ロードカナロア)が5着まで0秒1差以内の大接戦を切り抜けて、初重賞制覇。直線1000m【3-1-0-1】となった。2着...
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