日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
新春を迎えて、馬の引退式が続いています。ダイワテキサスに始まり、先日はテイエムオペラオーとメイショウドトウ、そして20日にはステイゴールド。これだけ集中するのも珍しいことです。完全...
私どもが製作しているUHF系テレビの中央競馬ワイド中継では、競馬ファンの投票による“2001年ベストレース・オブ・ザイヤー”を選出しました。そこから読み取れるものについて述べてみま...
新しい年に期待すること、それをおめでとうございますの言葉にのせて今年も競馬が始まりました。東西の金杯は、お賽銭をあげて願を懸ける気分で参加し、まだまだ小手調べの段階。何しろこの先は...
明らかに時代が動いた今年の有馬記念でした。秋の天皇賞馬もジャパンC優勝馬もいなければ、強い3歳世代の菊花賞馬が勝っても,終わってみれば、それが自然の成り行きとも受け取れました。多く...
うすうす予感はしていましたが、それが現実となると別で、香港での日本馬の快挙には興奮しました。実況で伝えるラジオたんぱの藤田・山本両アナウンサーの張り切った声に思わず、こちらも身をの...
有馬記念の顔ぶれが見えてきた今、その瞬間はそれなりの気分になるとはいえ、今年はわくわくするようなことはありません。どうも香港の国際レース、そして、最終週の2歳戦の方が話題性があり、...
そろそろ、年度代表馬の行方が気になる時期になりました。今年は今まで、G1・2勝馬が4頭もいます。トロットスター、テイエムオーシャン、クロフネ、ジャングルポケットです。残る有馬記念の...
ジャパンCウィークは、土曜日が武豊騎手で、日曜日がオリビエ・ペリエ騎手。終わってみれば騎手の存在を印象付ける結果でした。なんにもやっていませんとクロフネ、2頭のチャンピオンがいて、...
ジャパンCウィーク、毎年、世界からどのレベルの馬たちが参集するか、最大の関心事です。世界の競馬イベントと言えば、1984年にスタートした米国のブリーダーズカップがあり、これを追うよ...
会心の好騎乗。レースを盛り上げる大切な要素です。エリザベス女王杯トゥザヴィクトリーの優勝は、正にその好例で、武豊の手綱こそその全てでした。かつてターフの魔術師と異名を取った父邦彦は...
トウカイオーザとアドマイヤボス。ダービー馬を兄に持つ2頭は、早くからG1の舞台での晴れ姿を期待されてきました。ともに4歳の秋、10月13日の京都、準オープンで顔が合って1着と2着。...
アグネスデジタルとクロフネ、秋の天皇賞出走枠をめぐり注目された2頭の外国産馬でしたが、片や天皇賞馬に輝き、片やダートのマイルに驚異的なタイムをマークし、ともにさらに視界を広げる結果...
菊花賞から秋の天皇賞へ。この贔屓の2つのレースから、この先の中央競馬、特に来年の古馬戦線を想定する時期を迎えました。おそらく、この2レースに登場した馬達の中から、今後のターフを支え...
今年の秋もテイエム勢の色が濃くなってきました。秋華賞のテイエムオーシャン、あれなら一気にエリザベス女王杯もとさえ思わせます。世代対決、これまで不利と言われてきた3歳馬、果してその壁...
繰り上がりで京都大賞典の勝利をつかんだテイエムオペラオーは、これで重賞勝利数が12となり、スピードシンボリ、オグリキャップに並んでタイ記録となりました。このことは凄いのですが、後味...
疲労を表面に出さないので、春は調教も手控えずにやったら、高松宮記念では馬体がギリギリになってしまった。最初からマイルぐらいまではと考えていたので、安田記念にも出走させた。でもすっか...
意欲、欲望、願望、競馬とつき合っているとこればかりです。秋のG1シリーズに突入し、もう一度前哨戦の結果をにらんで思いをめぐらせる頃となりました。春のG1シリーズの結果を受けて、この...
秋のG1戦に向け、少しずつ勢力分布図が出来あがりつつあります。毎週毎週、春の実績馬か夏の上がり馬か、このテーマを追い掛ける日々です。気分的には、新しい顔ぶれになればと願っているよう...
中山の開幕週は、やはり速い。スピードに慣らされた新潟開催を終えた直後でも、かなりインパクトがありました。京成杯AHのゼンノエルシドは、正にマイル戦線の新星と呼ぶにふさわしく、これは...
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