日刊競馬編集長・柏木集保による土曜日メインレース予想!
柏木集保
ただのオープン特別だが、イキのいい4歳馬に好素材がそろった好カード。ここで勝ち負けに持ち込めると、3月2日のG3阪急杯1200mから、3月30日のG1高松宮記念1200mも展望可能...
古馬のレースのマイル戦以上だと、レースの流れ(展開)は大きな比重を占める。ただし、これはあまりに当たり前のことだが、先行馬がそろって速くなる公算大(とみんなが考えると)、騎手も陣営...
ハンデ重賞らしく、4歳馬から9歳馬まで6世代もの馬がそろった。みんな捨てがたい魅力があり、まして上下8.5キロもの差があるハンデ戦。衆目の一致する中心馬というほどの馬はなく(いれば...
阪神2000mのこのレースは、2週前のG1朝日杯FSと少なくとも互角か、ときにはそれ以上の意味も価値もあることが多い。これまでのパターンをみると、2分0秒8の大記録が残った00年(...
現在、残り2週を残す時点で、トレーナーランキングの1位を争っているのが、東の藤沢和厩舎と、西の山内厩舎。勝ち星は同じ45勝で並んでいる。3番手以下は少し離れているから一騎打ちだが、...
父内国産馬という限定条件のついたローカル重賞。ここが狙いという中京巧者がいる。たとえば一昨年の勝ち馬トウショウアンドレがそうなら、昨年の勝ち馬グランパドドゥもここを目標にしていた。...
最近、ステイヤーズSを待ち望んでいるようなスタミナ型はめったにいない。長距離型の特徴が濃いということは、スピードがないのだから、現在の体系では出世することがきわめて難しい。遠大な展...
このレースまでに時計を推理できるようなレベルのダート1800mがないのがつらいが、先週までより調整によってダートコンディションが軽くなり、時計の速い状態に変化している可能性がある。...
種牡馬アジュディケーティング(その父ダンチヒ、15歳)は、中央競馬のリーディングでは無名にも近いが、ダート中心の公営競馬ではちょっと違う。今年は目下1位独走中。昨01年も公営の総合...
いつもの京王杯2歳Sだと、東京の1400mだから、仕上がりや完成度で上回る軽快なスピード型有利ともいえない。スケールで上回る成長株が、夏のローカル出発組をねじ伏せることも珍しくない...
先週のG1天皇賞も、コース取りや仕掛けのタイミングなどほんの小さな要素に思えることが、結果、決定的なゴール前の差として出てしまった。このレースはもともといつも波乱をもたらす能力接近...
この春、武豊騎手は落馬骨折で皐月賞シリーズは乗れなかったのだが、当時、数あるお手馬の中で、タニノギムレットを選ぶか、それとも同じく連勝中のモノポライザーを選ぶのかといわれていた。結...
驚くべきことにこのメンバー、15頭立てのうち半数の7頭までが「1分32秒台」の時計を持っている。ふつう、マイルに1分32秒台の記録をもつ馬など超Aランクのオープン馬に限られるが、こ...
もう2歳戦がスタートして4ヶ月がたった。まだ早熟なタイプが有利にはちがいないが、そろそろ未来のAランクに育つ馬が、それらしいレースをみせる時期になっている。かつてはタニノムーティエ...
大事に大事に育てて成長をうながしていく手法もあるが、種牡馬ブライアンズタイムの産駒はちょっとばかりハードな挑戦を続けた方がいいのかもしれない。今春のタニノギムレット、ダンツフレーム...
ダートのオープン級は芝の勢力図と少し異なって、そう急に変わることはない。圧倒的なスピード能力や切れが求められるオープンの芝と違って、タフなパワーがモノをいうからだろう。ただし、もう...
距離1400mの芝のレースは、東京、新潟。西では京都、阪神に組まれているだけ。なおかつ似た距離の1200mや1600mと比べると、レース数は決して多いわけではない。したがって、もし...
種牡馬には、最初の予測とは大きく異なった特徴を伝えるケースが多い。輸入前は芝向きのクラシックタイプと思われていたアサティス(コバノファイター、ホクトブルーバードの父)が、例外のメイ...
一番のポイントは、もちろん各馬の能力比較も大切だが、春のクラシックを中心に描かれていた今年の3歳牝馬の勢力図を再確認することだろう。ここが秋の出発点。桜花賞の1分34秒3(アローキ...
ダートの重賞体系は、つい数年前と比べるとまるで別の国の体型のようになった。全日本規模の統一グレード制があっというまに浸透し、頂点のG1には、JBCクラシックとスプリントが加わり、ジ...
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