日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
4歳ブルーイレヴン(父サッカーボーイ)が完全に復活した。左回りの前走の金鯱賞でタップダンスシチーをあと一歩まで追い詰める0.0秒差の2着。当時より楽な56キロで出走できたのだから、...
4歳クラフトワークは、これまで2〜3走しては調整放牧の繰り返し。今回も4ヶ半ぶりで、このあとも秋の天皇賞を目標に、また調整の休養に入る。前回の休み明けは2月の東京新聞杯。ウインラデ...
小回りコースの夏競馬の第1週目。小倉では下級条件でも楽々と1800m1分47秒そこそこの時計が出ていた。高速決着になるのはどの騎手も承知。メイショウバトラーが、前半から34.7-4...
七夕賞にしては珍しい少頭数になったが、上位8着までが0.3秒以内の大激戦。ハンデ戦らしい一転ニ転のゴール前だった。勝ったチアズブライトリーは、昨秋の京阪杯を制したときが重馬場。少し...
高速の芝が続く福島1800mとあって、1分47秒1の好時計になったが、直前の1000万特別が1分46秒6。時計うんぬんは今年の場合、とくに意味がないだろう。勝ったケイアイガードはい...
7歳の夏になって一段と強くなり、さらに進展するからタップダンスシチーはすごい。6歳の春に東京2400mを圧勝して以降、6〜7歳に合計「6勝」となった。7歳時に宝塚記念制覇はスピード...
刈り揃えられた芝で、かなり硬い印象も与える開幕週の福島は高速レース。昨15年、ティエッチグレースが1分07秒4(32.4-35.0秒)で逃げ切った際よりさらに速いラップが刻まれた。...
能力の接近したフルゲート18頭立て。微妙な馬場状態も重なって波乱が予想されたが、結果は人気上位馬が上位独占の形だった。勝ったマイネルアムンゼン(父ペンタイア)は、好スタートを切って...
雨で微妙に馬場状態が変化。人気も微妙に動いたが、稍重発表になった安田記念は上滑りした午前中とは異なり、水分が適度に染み込んだ形の文字通りの稍重、ちょっとソフトな馬場状態。パワーの差...
高速の芝は、午前中は逃げた3Rのフェザーレイが1400m1分21秒1。ただし、午後は外に持ち出した馬以外は好走できないコンディションになっていた。この中で伏兵マイネルマクロスが作っ...
先行型に有利なスローペースになることはみんな分かっていた今年のオークス。それだけに好位につけること必至のダンスインザムードの信頼性は高いと考えられた。誤算は、レース直前になるとテン...
ウインラディウスの快勝だった。のどの手術や体調不安などで2〜4歳時はほとんどレースに出走していなかったが、立ち直った昨年夏の北海道シリーズ以降は、ここまで1、1、7、1、1、3、1...
デビュー当時のキングカメハメハとはレースぶりが違ってきただけでなく、一段とストライドが大きく柔らかくなり、動きに余裕が出てきた。インにコスモサンビーム、中にシーキングザダイヤ、そし...
横山典騎手はセイウンスカイで3000mの菊花賞を逃げ切ったとき、前後半を1分31秒6−1分31秒6で3分3秒2の大レコード。機械のような正確なラップを刻んだ芸術の逃げ切りがある。ふ...
うまくレースの流れに乗り、好位のインから早めにスパートしたメイショウオスカル(父フジキセキ)が、同じく1勝馬のグローリアスデイズ(父サンデーサイレンス)を際どくハナ差だけ凌いで2分...
逃げ宣言のマイネルマクロスが出負けしてメイショウボーラーが先導する形で、レース前後半は(59.7秒-59.1秒)=1分58秒6。前半がもっと速ければ、さらに好時計が出ただろうが、乱...
社台ファームの生産・育成馬で、サンデーサイレンス=ダンシングキイ。評価額はかなり低く設定されても6000万円。藤沢和厩舎で、ペリエ、岡部が乗って、最後は武豊。3戦3勝できて、断然の...
4歳牡馬ネオユニヴァースが、昨春の2冠馬らしい底力を示し、期待通りに春のG1に向けてスタートした。他の有力馬が渋った馬場(重に近い稍重)を苦にする中、59キロで正攻法のレースで勝っ...
勝った5歳サニングデール(父ウォーニング)は、体調を崩して凡走が続いていた昨年末のCBC賞を別にすると、中京の芝1200mは1、1、1、2、1着となった。また、芝1200mでこれで...
土曜フラワーCのダンスインザムード。日曜阪神のリンカーン、ザッツザプレンティ。そしてスプリングSはブラックタイド以下、出走権獲得の3着まで。G1シリーズ突入を前にサンデーサイレンス...
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