日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
土曜日の1600万下「湘南S」が、1600m1分31秒7。「NHKマイルC」で1分31秒4(Aコース)の日本レコードが記録されたころとは、コース(C)も芝コンディションも微妙に異な...
支持率を別にすれば、皐月賞を小差3着のエイシンフラッシュ(父キングズベスト)が鮮やかに逆転勝ちし、同じように皐月賞4着(0.2秒差)ローズキングダム(父キングカメハメハ)が巻き返し...
GI史上初の1着同着となり、アパパネ(父キングカメハメハ)は桜花賞に続いての「2冠制覇」。サンテミリオン(父ゼンノロブロイ)は、オークスに産駒を6頭も送り込むことに成功した種牡馬ゼ...
直線、大外から猛然と伸びて1分32秒4。奇しくも昨09年のウオッカと同じ勝ち時計。自身の上がり3Fは33.5秒。単勝1.5倍の断然人気に応えたブエナビスタのGI「4勝目」はもちろん...
日本レコードが生まれるには、メンバー全体のレベル、レースの流れ、そして馬場コンディション。すべてプラスに重ならないと難しいが、それにしても驚くべき高速の1600mレコードが樹立され...
組み合わせからみて、かなりスローな流れになる公算大と予測された。外枠から迷うことなく先行策を取ったマイネルキッツ(松岡騎手)は、流れを想定し、結果は2着にとどまったものの今年の流れ...
2000年から「桜花賞」と中1週になり、桜花賞組の出走がほとんどなくなったこの2000mのトライアルは、距離を重視したグループ、遅れて台頭のグループが中心のトライアルになった。しか...
断然の1番人気に支持されたヴィクトワールピサ(父ネオユニヴァース)が、直線、インをこじ開けるあけ豪快に抜け出して快勝。最初の1冠を制すると同時に、2003年の父に続く「皐月賞→日本...
人気に応えたアパパネ(父キングカメハメハ)が先行馬ペースに乗って鮮やかに抜け出し、1分33秒3の桜花賞レコードで快勝した。改修後の阪神の外回り1600mは最後の直線が長いため、あま...
単勝1.2倍の断然の1番人気に支持された6歳ドリームジャーニー(父ステイゴールド)は伸び切れず3着止まり。テイエムアンコール、伏兵ゴールデンダリアに先着を許しただけでなく、内で粘る...
コース形態を大きく変えることになる中京競馬場の最後の重賞レースは、「ハナ、クビ、クビ、ハナ…差」の大接戦で終了した。例年より開催の連続した最終日のため、勝ち時計は「1分08秒6」。...
もっともペースを落とした1Fが「12.4秒」。中山の1800mらしい典型的な一定ペース(ハロン平均12秒前後)に持ち込んだアリゼオの、鮮やかな逃げ切りが決まった。馬込みにもまれ他馬...
能力接近の今年の3歳牝馬路線を象徴するように、勝ったのは伏兵9番人気のサウンドバリアー(父アグネスデジタル。ファミリーは広い意味でビリーヴと同じ一族)。前つぶれの流れではなかったが...
早めに天気が回復した阪神の「阪急杯1400m」は、3月28日のGI「高松宮記念」に続く路線。阪神の1400mと中京1200mでは条件が大きく異なるが、活きのいい若いグループの台頭が...
チャンピオン=エスポワールシチーの完勝。かけられた期待をさらに上回ってみせるほどの圧勝だった。普段の調教から手を離さず、エスポワールシチーをさらに高いところへ導こうとしているのが、...
人気の中心レーヴドリアンが差しタイプだったこと、これに先行のスピード型に有力馬がいなかったことも重なって予測された通りの落ち着いた流れ。また、開催の連続している京都の芝はそう時計は...
スピードタイプの先行型がいなかったため、前半「36.2-49.0-61.6秒…」のスローな流れ。2番手のハンソデバンドも、直後に位置したアリゼオも最初はかなり行きたがった。しかし、...
GIII重賞が3つも行われた。4歳グロリアスノア(父プリサイスエンド)が勝ってフェブラリーSに展望を広げた「根岸S」も、同じく4歳牝馬ヒカルアマランサス(父アグネスタキオン)が上が...
この日だけで5勝もした絶好調=横山典弘騎手の大きなサポートもあり、7歳ネヴァブション(父マーベラスサンデー)が鮮やかに、またまた復活してみせた。骨折の長期ブランクが2回。捻挫による...
エイシンフラッシュ(父キングズベスト)が皐月賞と同じ中山2000mの重賞を制し、これで距離2000m[3-0-0-0]となった。人気を分けたアドマイヤテンクウがハナを切って前半10...
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