データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
朝日杯は「前走1着馬」でないと連対できないことで有名なレースである。過去10年、朝日杯における前走着順別は次の通り。前走1着馬[10-8-5-59]前走2着馬[0-2-3-19]前...
昨年のこの原稿で「阪神JFは前走もマイル戦を使われていた馬が狙い目だが、今年(03年)はヤマニンアラバスタくらいしか候補がいないのでどうしたものか」というようなことを書いた(ちなみ...
【ジャパンC】1頭外国馬を入れるとしたら……マイルCSはラクティの出遅れでえらい目に遭ったが、それでも外国馬を買いたくなるのがジャパンC。国際交流当然という世代の人には理解できない...
その昔は人気馬が素直に来るG1として予想も簡単だったマイルCSだが、近年になってどんどん話が複雑になってきた。アグネスデジタルやトウカイポイントのような2ケタ人気馬は勝つし、さらに...
ふだん海外競馬をチェックしていない人にとっては、外国馬の取捨というのは厄介なものだろう。分からないから切ってしまいたいが、たまに馬券に絡むと好配当になる。悩ましい存在である。昨年の...
アルゼンチン共和国杯といえば、前走条件クラスを走っていた馬がいきなり馬券に絡んでしまうG2である。過去10年の昇級戦馬成績は、[4-4-3-21]で単回収率85%・複回収率122%...
今週天皇賞・秋に出走する馬のうち、テレグノシスとナリタセンチュリーはトニービン×ノーザンテーストの配合。エアグルーヴ、サクラチトセオーと同配合ということで、改修前なら絶対に買いたく...
菊花賞で誰もが悩んでいるのが、コスモバルクの扱いだろう。「強さ」ということでは文句なしなのだが、気性、特に抑えの利かなさは長距離戦でネックになる。今回コスモバルクは、逃げないにして...
秋華賞登録馬は全部で22頭だが、そのうち実に12頭までがサンデーサイレンス産駒である。ミスパスカリは除外が確定的だから、実質は21分の12。800万組の抽選次第では、出走頭数の6割...
京都大賞典の行われる京都芝2400mというのは、基本的に本命サイドの決着が多いコースである。昔のエリザベス女王杯のイメージで捉えてはいけない。よく言えば人気上位馬が実力を発揮しやす...
スプリンターズSは、時期移行の後も年ごとに細かい変動があり、傾向をつかみづらい。ちなみに、秋のはじめに移ってからの4年間は以下のように行われてきた(ABCは1週目からの仮柵の位置)...
オールカマーも現在の施行条件が定着し、「元ネタ」を知るファンの方が少数派になった。いまやオールカマーはなんでもありのレースではなく、きっちりとした別定G2戦だ。その結果、であるかど...
セントライト記念といえば、かつてはハンパな仕上げの実力馬が人気で飛ぶことも多いレースだった。しかし、菊花賞の時期が変更され、最終プレップレースという役割になって以降、さすがに傾向も...
京成杯オータムハンデをうっかり「京王杯」と言ってしまう人はいまだに多いが、これがハンデ戦であることを知らない人はまずいない。なにしろレース名に「ハンデ」と書いてあるからだ。しかし、...
普段は東の重賞を中心に書いているが、今週は小倉2歳Sの方について書いてみたい。毎年、このレースがやってくると原稿にするのが「外枠有利」である。既に一部では当然のこととも受け止められ...
新潟は改装後4年目なのでまだ判断がつきかねるが、表面上の特徴として、新潟記念は3年とも1着馬が上位人気、3着馬が揃って人気薄という結果になっている。1着馬と3着馬の比較にはあまり意...
札幌記念は別定G2になってから既に7回行われた。出走馬はのべ83頭だが、全馬の単複をベタ買いした場合の回収率は単50%・複55%である。かなりの本命傾向だ。実際のところ、過去データ...
昨年と今年のクイーンS、なにが違うといえば、やはりファインモーションがいるかいないかである。昨年の本欄では、「牝馬限定重賞で単勝1倍台になるような馬は連には絡んでしまう」というよう...
早いもので、北海道の開催順序が函館→札幌になってから7年が経った。たった7回といえば7回だが、その間はかつての函館のような極端な馬場悪化に見舞われることもなく(稍重)、比較的良質な...
新潟といえば今までのローカルとは別な趣きをもった雄大なコースだが、そのぶん騎手もレースの進め方が慎重になるという部分もある。前半無理をしたら、後半食われてしまう確率が高いからだ。そ...
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