日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
春の中山も異常なほど時計が速く、また夏の新潟は当然、好時計の連続だった。同じ好タイムでも、基本距離といわれるマイル戦(スピードとスタミナがフルに爆発する)を激走すると、ほかの距離よ...
ふつうだと雨の予報が出ても、新潟の水はけが良く吸水性抜群の芝は、めったに重馬場になったりしない。また発表は重でも時計は速かったりする。ただし、今週は開催の最後。直前の雨は響く。9R...
新潟の2200mは先週のセントライト記念と同じ。左手の4コーナーの近くからスタートしてスタンド前。向正面も長いが、内回りのため最後の直線は359mにとどまる。外回りの長さ659mと...
バランスオブゲームの一族はもともとが大変な平坦巧者の一族。祖母ベルベットサッシュ(その父ディクタス)は、函館記念を大レコードで独走し、直線が平坦の京都のマイルCSでも圧倒的な能力を...
ハンデ戦だけに波乱が生じてまったく不思議はないが、力量面でも、展開面でもポイントになるのは57キロのブレイクタイム。この5歳馬、昨年の春にはG1安田記念を定量58キロであと一歩の2...
今年の新潟2歳Sのポイントは、1200mや1400mではなく、基本距離の1600mで行われるところにある。新潟2歳Sは長いこと1200mで行われてきたから、新潟デビューでも出走しな...
夏のハンデ戦「新潟記念」は、もう良く知られるように、牝馬が大活躍している。ハンデに恵まれることの多い牝馬が、シャープな切れとスピードを発揮することと、牝馬の方が暑い夏は平気(肉体的...
まだレースのモデルパターンというか、どんなラップを踏むと理想のスプリント戦になるのか不明な部分もある。はっきりしかけているのは、行く気になればたとえ3歳未勝利でも、前半400を22...
驚異の種牡馬サンデーサイレンス(その父ヘイロー)の重体が伝えられている。蹄葉炎の心配がずっとささやかれていたが、これを発症してしまうと、最悪の事態もある。たまたまだが、きょうは札幌...
ずっと昔、もう30年近くも前の当時の函館3歳S、快速サクライワイ(父マタドア)が快勝したことがあった。当時は現在とは芝が異なり、また芝の張り替えに失敗したその昭和48年、毎週、毎週...
新潟の芝コースでスピード色の強いオープン馬が激走すると、それはもう次々と快速の記録が生まれるものだ。マグナーテンは昨年、第1週の1400mを1分19秒4で快勝した。前半800m45...
このレースは毎年みんな、狙いに狙った穴馬に注目している。人気は割れている。ところが、さらにその裏をかくように伏兵が台頭し、荒れるとわかっていても万馬券になってしまう。もう5年連続し...
この1年間、すっかりリズムが崩れ身上の爆発力をみせていないトーホウドリームが、春の放牧から帰って大幅に良くなっている。4週間にわたって長めからビシビシ好時計で追い切れた。直前、半マ...
先週の3歳馬のラジオたんぱ賞は、先行馬が飛ばし、これを有力馬が早めにまくって出たこともあるが、レース上がりは12.3−12.6−12.7秒(37.6秒)。二転三転、一度はついて行け...
もう忘れられているが、3冠馬ナリタブライアン(父ブライアンズタイム)は、2歳の秋、当時はまだ無名の1勝馬で、福島のきんもくせい特別に出走している。圧勝だった。1歳上の半兄ビワハヤヒ...
夏の福島はちょっと全体的にタフな芝で時計がかかっているが、阪神の先週は速かった。必ずしもレベルの高くない1000万条件のマイルで1分33秒台、500万の芝でも1分34秒台が出ている...
この阪神のダート1400mのレコードは、ゴールドティアラが00年に記録した1分21秒9。公営名古屋のかきつばた記念1400mを、1分26秒1で勝ったあとだった。昨年は7歳牝馬ブロー...
春シーズンの最後にある古馬重賞。ここを使って夏の休養に入る馬もいれば、夏のローカル重賞を狙っている馬もいたりする。調子上昇カーブの馬と、そろそろピーク過ぎの危険もある馬がいて、季節...
なぜ、安田記念は大波乱が多いのかというと、最近こそあまりハイペース(前後半の800mに2〜3秒の差が生じる)はないが、東京のマイルで厳しいペースになると、軽快なスピードだけでは乗り...
今年のダービー。日本ではこれまであまり調教師の手法や流儀は表面に出ることはなかったが、きわめて対照的な2人のトレーナーの育てた馬が有力馬になった点で、注目度が高まっている。タニノギ...
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