日刊競馬編集長・柏木集保による土曜日メインレース予想!
柏木集保
ハンデ戦のこのレース、過去21回のうち14回まで、4番人気以下の伏兵が勝っている。1〜3番人気が勝ったのは、その半分の7回だけ。波乱必至が例年のパターンだ。まして今年は、3走前の芝...
チューリップ賞が注目されるようになったのは、重賞になる以前、マックスビューティ、シヨノロマン。そして、アグネスフローラ=ケリーバッグの1、2着馬が、そのまま桜花賞でも1、2着したこ...
NHKマイルC、仏のモーリスドゲスト賞などを制したシーキングザパールが、再びアメリカに戻って初仔として送ったのが、シーキングザダイヤ。相手の種牡馬は、アメリカで最も評価の高い大種牡...
人気の5歳シルクフェイマスは目下休みをはさんで4連勝中。父のマーベラスサンデーも6連勝し、5歳時にはG1勝ち馬となっているが、ひょっとすると代表産駒になりつつあるこの馬もトップグル...
外のDコースの東京芝は時計が速い。とても冬場とは思えない好時計が続き、先週のトキノミノル記念(共同通信杯)は1分47秒4のレースレコード。前日、カナハラドラゴンの2000mは1分5...
ホッカイドウ競馬所属時に、芝の札幌2歳Sを制したヤマノブリザードは、クラシック候補として中央に移籍。01年末、いきなり朝日杯FSを2着。いまドバイを展望するアドマイヤドンを追い詰め...
ダートはまさにベテランの天下。というべきか、芝と違って猛烈なスピードや切れが求められるわけではないから、丈夫なオープン馬は簡単にヘコたれない。8歳ノボトゥルーはこの重賞1、2、4着...
アメリカで最も高い評価を受け、また破格の種付け料で知られる種牡馬ストームキャット(その父ストームバード)は、その直仔も、またその父系の産駒も、日本ではあまり評価が高くない。先週の京...
ビリーヴが引退し、古馬の短距離路線の勢力図も大きく変わりそうだ。まだまだベテラン勢も侮れないが、時計勝負、スピード優先のこの路線、若いグループが中心になることはいうまでもない。注目...
かつて1600mだった京成杯(中山)とか、この1600mのシンザン記念のテーマは複雑。休みのないJRAとはいえ、春のG1を展望する3歳馬は、クラシックに向けて理想は充電期としたい。...
格上がりをこのクラスでいきなり通用した4歳のヒシアトラス、カフェフロリデアンから入るべきところだが、冬場のパワーのダート戦で侮れないのはタフなベテラン。もう一度、8歳エイシンクリバ...
関西馬の大攻勢と時を同じくして、距離2000mのラジオたんぱ杯の中身がどんどん高くなり、こと来季のクラシックを展望するうえでは、むしろG1の朝日杯FS以上になりつつある。距離200...
つい10年ほど前までに、億単位の種牡馬導入は牧場や組合にとり命運をかけた取り引きだった。もちろん、いまもそれは変わらないが、リース契約や、シャトル種牡馬が珍しくなくなると同時に「こ...
名種牡馬トニービン(その父カンパラ)は、これまでにG1ホースを9頭も送った。それはサンデーサイレンスにはかなわないが、94年にはチャンピオンサイアーとなり、世が世なら、つまりサンデ...
ずっとハンデ戦で行われてきたこの重賞は6年前の97年から別定重量となった。数少ない長距離重賞がG2にランクアップしたが、逆にハンデ戦はなくなったため、出走数が減ってしまった。長距離...
ジャパンCダートが東京2100mで行われるのは今年がまだ3回目。最初はウイングアローが2分7秒2。2回目はウイングアローがほぼ同じ時計で乗り切ったが、これを引きちぎったクロフネは2...
2歳のこの時期の東京1800mは、当然、そう速いペースにはならない。したがって、勝ち時計は必ずしも能力の目安にならないことも多いが、1分48秒台で乗り切ると将来性に注目していい。こ...
現在、関西所属の2歳オープン馬(2勝以上に相当)は計21頭。一方、関東は外国産馬を中心に計9頭だけ。ちなみに関西のオープン級には、トレーニングセールを中心に買ってきた外国産馬は1頭...
先週の東京のダートコースは、著しくラチ沿いと、馬場の中ほどから外の砂の深さが違っていた。土曜の6Rマエノエルスト(15番人気、これは桑島孝春の腕もある)、9Rレッツリヴラージ(13...
5歳の今年、夏からカムバックした東のゴッドオブチャンスは7、5、9着。新潟1400mのNSTオープンで前半33.7−45.1−56.3秒(1000m通過)の行きっぷりを示したから、...
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