データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
今年のフェブラリーSはエスポワールシチーなどが不出走のため、いわゆる「大駒」は限られる。おそらく人気はトランセンドだろうし、私自身、あえてややこしく考えずトランセンドでいいのかもし...
先週の原稿で「過去10年、3歳牡馬1〜4月の重賞で前走500万条件2着以下の馬は1勝もしていない」と書いたとたん、トーセンラーに12年ぶりの優勝(前回はナリタトップロード)を果たさ...
今週のきさらぎ賞には、トーセンラーやコティリオンのような、前走で条件戦を負けてきたにもかかわらず、それなりに人気になりそうな馬が登録している。人気になるということはそれだけファンに...
京都牝馬Sは別定戦。4歳馬52キロ、5歳馬53キロで、収得賞金1600万円ごとに1キロが加えられる(カク外についてはこれとは別にグレード別定的に決められるが、今年は不在)。別定戦だ...
AJC杯の登録を見てちょっと驚いた。登録が全部で12頭、そのうち4頭は前走で条件戦を走っていた馬である。一方で、前走オープンで馬券に絡んでいた馬は1頭だけ。そのコスモファントムと、...
予想をする生業の人間がレース後に愚痴るときの必須ワード第1位は、おそらく「展開が……」である。本当ならば展開まで含めて予想しなければならないのだが、私のようにデータをベースにする人...
今回は2010年を振り返るという形で、勝手に高回収率だった騎手と種牡馬を表彰(?)してみようと思う。2010年の平地競走全競走を対象し、そこで高回収率だったのは誰かという話である。...
有馬記念になるとよく話に出るのが「世代比較論」である。「今年の3歳は強い」といった話だが、では強い弱いの基準はどう決めたらよいのだろうか?特に悩むのが3歳と古馬の比較だ。世代比較論...
今年の朝日杯には前走500万条件組がけっこう登録していて、しかも人気になりそうな馬もいる。しかし、これまで朝日杯における500万条件組というのは結果を出せずにいた。過去10年、前走...
ご存知のように、阪神コースは2006年秋から大きくリニューアルされた。阪神ジュベナイルフィリーズも外回りコースになってレースの性格が変わったわけだが、能力検定としては非常によく機能...
今週行われるG1、JCダートはどう頑張ってもデータ不足(昨年から阪神)なので、ステイヤーズSについて書いてみようと思う。ステイヤーズSのような極端な条件になると、どうしても長距離適...
今年のジャパンカップには久々にたくさんの外国馬がやってくる。出走馬の顔触れを見ると日本馬有利は動かないと思うが、それでも国際競走である以上、外国馬を狙ってみたいという人もいるはず。...
今年のマイルCSには昨年も来日し3着に入ったサプレザが再びやってきた。昨年と今年で同馬の臨戦過程がどう違うのか……という評価は各地の予想でなされるだろうからそれはひとまず置いておき...
エリザベス女王杯では本命党がアパパネを信じ、穴党は上の世代に期待するという構図になるだろう。このエリザベス女王杯に限らず、異なる世代のレベルを比較することは難しい。その昔大橋巨泉氏...
アルゼンチン共和国杯の過去10年を振り返ると、前走で条件戦を走っていた馬が勝率・連対率とも前走オープン組を上回っている。「さすがハンデ戦だ!」「上がり馬買うべし!」という気分になっ...
以前にも同種の原稿を別レースについて書いたことがあるのだが、今回は天皇賞秋に出走する馬たちを東京実績で評価していいのかどうか、ということについて考えてみたい。まず、東京で行われた過...
枠順が出る前の今だからこそ、先に書いておきたいことがある。昨年以前の菊花賞を予想する上でもファクターとして重視はしていたのだが、内枠有利という傾向についてだ。昨年の菊花賞がまさに内...
荒れる年と堅く収まる年が極端すぎて方針を決めかねてしまう秋華賞だが、今年はオークスで1着同着となったアパパネとサンテミリオンが前哨戦敗戦とぶっつけ本番という形での参戦。穴党はそこに...
除外取りとおぼしき馬もいて若干カオスな感じになっている毎日王冠だが、一方で安田記念組やダービー組も集まり、格式のあるGIIらしいメンバーにもなっている。1800mというのは極端な短...
今年のスプリンターズSは逃げ・先行タイプが多いメンバー構成になった。ハナへ行く候補だけでもローレルゲレイロとヘッドライナーに加え、ウルトラファンタジーもいる(同馬はハナに行けないと...
681〜700/1,142件