データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
エリザベス女王杯というと悩むのが3歳馬の扱いや、世代比較についてである。一頃は「今年の風邪は悪い風邪だって毎年言う」のと同じように「今年の3歳馬は強い」的なことを言っていたような気...
データ系の原稿というのは「気付いて書いた途端にその傾向が途切れて大失敗」ということがある。昨年のファンタジーSでまさにそのパターンにはまってしまったのが、「前走OP特別・重賞組が弱...
単純に過去10年のデータで見ると、天皇賞・秋は3、4歳馬が強く、高齢になるほど勝率・連対率が下がる傾向にあるレースだ。その一方で、特定の1年を取るとその時点での世代格差があるわけで...
今年はダービー1、2、3着馬が揃って出走する菊花賞ということになる。それはそのまま新興勢力の台頭を阻むものなのか、それとも特に関係がないのか、まずは以下の表から考えてみたい。以下に...
過去秋華賞に出走したサンデーサイレンス系の馬は、その成績が[2-2-0-59]となっている。全馬を均等買いした場合の回収率は単勝9%・複勝7%だ。一応連対馬が4頭いながらも回収率が...
今年の毎日王冠は、3歳有力馬の登録が目立つ。毎日王冠の施行条件が3歳以上になってからもう随分たつが、ここまでレベルの高い3歳勢が登録してきた年はこれまで無かったと言ってもいい。過去...
スプリンターズSというといまだにダイタクヤマトの大穴が思い出されるが、あの馬券は例外中の例外と言える存在。いまの施行時期になった00年以降だと連対馬はダイタクヤマト以外すべて5番人...
今年は阪神の代替で中京が使われているため、重賞予想にも悩みが多い。しかし、3歳重賞である神戸新聞杯については、例年の傾向をそのまま流用できる部分があるのではと考えている。もちろん、...
今週はローズS、セントライト記念と、牡牝三冠目に向けての最終プレップレースが行われる。このうちセントライト記念は、以前にくらべてだいぶ傾向が変わった。セントライト記念の後に京都新聞...
セントウルSには外国調教馬のテイクオーバーターゲットが出走を予定している。59kgという斤量や日本競馬への適性などが話題になりそうだし、結果はやってみないと分からない。しかし、一般...
今年は小倉芝の傾向が変わったとあちこちで囁かれているが、データで振り返って見ると、実は傾向が変わってからもう数年が経過しているようだ。それを最も顕著に表しているのが、馬場が荒れたと...
キーンランドCに限らず、「函館の1200mと札幌の1200m」というのは馬券を買う上で難しいテーマである。函館の芝は独特なものがあるので、その適性に長けた馬が札幌で凡走したり、ある...
GIIになって以降の札幌記念を振り返ると、年齢の若い馬ほど連対率が高いという傾向がある。とはいえ、3歳馬は[2-0-1-4]と極めてサンプル数が少ない状況。アドマイヤムーンの評価を...
新たに短距離重賞となった北九州記念は、ハンデ戦として行われる。古馬の短距離ハンデ戦というのはそれほど数が多いわけではなく、OP特別・GIIIあわせて過去10年で60レース強しか行わ...
函館がいまの開催時期になって以降、2歳Sは9回行われた。出走までの過程にバリエーションがないためか、この重賞は比較的傾向がはっきりしているように思える。まずラベンダー賞組だが、本番...
私事だが、昨年から北海道文化放送(UHB)の「ドラマチック競馬」で司会を務めている。そんなわけで、今週は函館のOP特別、UHB杯について書いてみたい。函館といえば、独特の洋芝で時計...
函館記念といえば、「巴賞問題」である。そんな問題は公に認知されていないという声もあろうが、このまま進めさせていただく。巴賞→函館記念というのは、距離が1Fしか違わないにもかかわらず...
早くも新潟の名物重賞に育ちつつあるアイビスサマーダッシュだが、今年から施行時期が前倒しされた。JRAの意図としては「究極のスピードレースだけに、馬場が悪くならないうちに行いたい」と...
昨年の七夕賞は、ダイワレイダースの勝利によって1番人気の連敗に終止符が打たれたレースでもあった。ある馬の人気ぶりを示すのに人気順を用いるのは一般的な手法だが、1.1倍の1番人気と1...
ラジオNIKKEI賞は今年からハンデ戦になった。3歳限定戦でハンデとは珍しいな…と、過去の例を思い出してみたところ、01年まではやまゆりSとさくらんぼS、900万下(当時)の特別戦...
901〜920/1,142件