データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
今週は中山が振り替えになった影響で、特別登録を見ずに原稿を書かねばならない。条件を先に示して、後からパズル的に登録馬を当てはめることになるが、それに向いているレースは(土曜のレース...
斤量条件のためか、かつては前走で上のクラスを走っていた馬が、単純に好成績をあげていたAJC杯。ただ、ここ10年は前走条件戦出走組の連対などもあり、そう単純にはいかなくなりつつある。...
重賞に関するデータを書いていると「書いた途端に例外が…」というケースも少なくないが、一方でピタリとはまることもある。予想全体が当たったというわけではないが、昨年出した重賞本の指摘で...
一年の計は金杯にあるが、正月からあまり難しいことは考えたくない。京都金杯はごくシンプルに予想していきたい。京都金杯のポイントは大きく言ってふたつ。京都コースに実績があることと、前走...
有馬記念の主役は間違いなくディープインパクトだが、初の古馬対戦という点を懸念するファンもいるだろう。まず、一般論でいう「有馬記念の3歳馬」は、特に不安に感じる必要のあるものではない...
フェアリーS・創設以来の過去11回に出走した馬について前走レース別成績を調べると、阪神JF(阪神3歳牝馬Sを含む)組が[4-5-3-13]トップとなっている。その回収率は単勝が94...
今年の朝日杯は、それぞれキャラクターの違った有力馬が揃い、なかなか面白いレースになりそうだ。前走を驚異的なレコードで逃げ切ったフサイチリシャールと、新潟2歳Sを絶望的な位置から追い...
今年の阪神JFは登録頭数が多く、フルゲートになる可能性も高い。一般に、GIも頭数が多いほど波乱の確率が高まるが、阪神JFも例外ではない。牝馬GI化されて以降、16頭立て以上になった...
ジャパンカップになると毎年同じことを書いているが、自分でその掟を破っては失敗してきた経緯もあるので、再度認識するためにも改めて書いてみる。まず、◎は日本馬から選ぶ。当然だろと言われ...
マイルCSは前走オープン・重賞で連対してきた馬が強いレースである。正確に言うと前走大敗馬の巻き返しもそれなりにあり、中途半端な好走をしてきた馬がイマイチという感じなのだが、前走連対...
エリザベス女王杯は比較的堅い重賞だけに、なるべく買い目は絞りたいもの。対象にする馬そのものを減らすか、フォーメーションで指定する位置を減らしたいものである。そこで、ちょっとした工夫...
ファンタジーSは以前にくらべて「本格派」を輩出するレースになってきたように思うのだが、その一方で、前走オープン・重賞組の成績は落ち込んできている。96〜01年の間、前走でオープン特...
今年の天皇賞にあたり、私があちこちで書いてきたのが、「前走1番人気・2番人気馬が強い」ということである。前走着順で見るとほとんど傾向が無いのに対し、前走人気順別だとこんな感じ(過去...
菊花賞といえば長距離戦。長距離戦といえば血統とともに騎手が気になるところである。かつては長距離というと岡部・柴田人だったが、いまはどうなのか。まずは、95年以降の約10年について、...
秋華賞は、春勢力がそのまま勢力を保持して終わるケースと、新興勢力が下克上を果たすケースとに極端に分かれる。ファビラスラフインの勝った96年、ブゼンキャンドル・クロックワークの99年...
過去10年、天皇賞・秋のステップレースとして最もよく機能したのは京都大賞典であった。京都大賞典組の天皇賞・秋成績は[3-4-2-21]。同週に行われる毎日王冠と比較しても、勝率・連...
神戸新聞杯はディープインパクトの圧勝に終わったが、同馬のような「強さですべてを押し切る馬」は予想をする身にとっては厄介なものである。特に、期待値の高い馬券を探すという作業においては...
オールカマーはなんとも微妙というか、地味というか、通好みなメンバーとなった。登録馬は11頭。GIホースはおらず、若い馬も4歳馬のホオキパウェーブしかいない。出走馬は最終的にひとケタ...
セントライト記念は重賞といえども上がり馬がいきなり活躍する余地のあるレースだが、前走の1着馬についてはひとつの法則があり分かりやすい。これは上がり馬に限らず、たとえ前走重賞を勝った...
今週は中山開幕週である。中山の開幕週といえば、フレッシュな馬場で好時計が出ることで有名だが、開幕週といえば他のイメージもある。・前が止まらない・馬場全体が良いので内枠が有利果たして...
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