データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
今週の函館スプリントS、タイトルホース・サニングデールの参戦が話題になっている。競馬週刊誌のシルシなどを見るとかなり人気になりそうだが、個人的には不安も感じている。下馬評では「強い...
宝塚記念は「初G1勝利」が発生しやすいレースであり、また結果として「それが生涯唯一のG1勝利」になる馬も多いレースでもある。グレード制導入以降の20年だけでも、宝塚記念で初G1制覇...
福島が開幕となり、開幕週のメインはバーデンバーデンCである。福島・開幕週・短距離の三大噺なら「内枠から先行して押し切り」というイメージが湧くが、これはある意味正しく、ある意味では正...
この原稿では、「距離延長」「距離短縮」という概念をよく用いる。レースの距離そのものと出走馬の距離別成績をそのまま対照して馬券が当たるならばそんな面倒な作業は必要無いのだが、実際には...
東京の芝コースは時計の速い状態が続いている。連続開催だけに開催前半の速さがそのまま持続されるのかどうかは半信半疑だったが、速いままで終盤まで来てしまった。今週はC→Aコースだが、か...
ダービーはコスモバルクとキングカメハメハが人気を分けそうな情勢である。このうち皐月賞2着から臨むコスモバルクはある程度の力量が保証されていると思うが、キングカメハメハの評価は難しい...
東京芝2400mというコースを、しかも初体験でこなせる牝馬というのはイメージ以上に少ない。それだけに、穴党は張り切り甲斐のあるレースでもある。レースの条件を得意とする馬が少ないだけ...
昨年のこの時期に「東京芝1400mの好走種牡馬は傾向が変わってきたかもしれない」と書いたのだが、その後も観察を続けてみるに、概ね旧コースと似たメンバーに落ち着いてきた感がある。新コ...
今年のNHKマイルC、最大の特徴は皐月賞上位馬の出走があることだろう。「皐月賞に出た馬が、距離の限界を自覚してダービー直行ではなくNHKマイルCに回る」というシナリオはありそうで意...
天皇賞春の過去成績を見ていて、ひとつの傾向に気づいた。フルゲートの年は、ステイヤー色の強い馬が活躍するのである。昨年がまさに18頭立てだったが、菊花賞馬ヒシミラクルが勝ち、2着にリ...
昇級や格上挑戦の馬にもチャンスがあり、一方でここを勝ち負けしてもそれがオークス本番にはいまひとつ繋がらないという、微妙なトライアル・フローラS。好走馬の臨戦過程もバラバラで、きれい...
桜花賞に続いて皐月賞も混戦ムードである。しかし、桜花賞が成績に傷の無い馬、あるいは傷の少ない馬によって形成された混戦だったのに対し、皐月賞は傷のある馬どうしが良いバランスになっての...
血統的にもなじみのある有力馬が多く、しかも1頭が抜けているわけでもないという好メンバーで行われそうな桜花賞である。ステップレースのほとんどをスター性のある良血馬が勝ち、本番もそのう...
ダービー卿CTは芝1600mに戻ってからの8年で、全馬を均等買いした場合の回収率が単40%・複52%と堅めに収まっている重賞である。しかし、単に本命サイドの馬券を買えばいいかという...
以前の施行時期だと高松宮記念への最終ステップレースはシルクロードSであり、これはあまり本番に直結しないレースだった。一方、阪急杯→高松宮記念になってからは以前よりも本番に繋がってい...
スプリングSでトライアル戦線も佳境となるが、このレースは弥生賞などとは違った傾向を持っている。弥生賞あたりまでの牡馬戦線は基本的に「時期が進むほど下克上がきかなくなる」という傾向に...
クリスタルCは、マル外の進出が盛んになってからとそれ以前とでは全く趣が異なる。タイキ軍団などが旋風を起こしてマル外ブームの起きたのがちょうど10年ほど前だから、データは過去10年で...
3歳牡馬重賞については今年に入ってからも色々な角度から触れてきたが、弥生賞はそれらの集大成的に予想できるレースである。そして、忠実に消去法として用いると、けっこうこれで絞れるのであ...
レースの傾向を見るときに、必ずチェックする項目というのがいくつかある。レースそのものが本命傾向か波乱傾向か、距離短縮で臨む馬と延長で臨む馬のどちらが好走しているか、先行有利の度合い...
データ調べて馬券を買っているファンの間では、新装東京競馬場のダートコースに内枠有利の傾向があることが話題になっているらしい。新装からちょうど約1年分の開催が行われようしているが、今...
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